名大生ボイス

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大学生活全般

2013.02.22

  • 大学生活全般

井上くんから見た授業

 大学では、関心のある授業を自ら選んで学びます。例えば、言語科目では中国語やフランス語、スペイン語などのたくさんの言語の中から関心のある言語を学びます。1年に2回、前期と後期の初めに学ぶ科目を決め、時間割を自分で作成します。学ぶ科目が決められていた高校までとは異なり、得意な科目や関心のある科目をたくさん選んで学ぶことができるのです。

 

 私は法学部に所属しています。法学部では、1年生から専門科目を学ぶことができます。まずは民法や憲法、政治学などの基礎を学びます。中には、2時限続きの授業もあります。名大での1時限は90分間ですので、180分、つまり3時間連続して授業を受けることになります。15分程度の休憩はありますが、集中力を保つのが大変です。

 

 私は政治学に関心があるので、政治思想や現代日本政治の科目を選び、特に頑張って勉強しました。大学の勉強は、単に暗記するのではなく考え方を理解していくものですので、理解できた時の喜びは大きいです。

 

 しかし、大学の授業では単位認定という厳しい関門があります。1年に2回から4回あるテストで十分な得点をとらなければ不合格となり、その科目を学んだ証明である単位を手にすることができません。つまり、もう一度授業を受け直さなければならなくなります。

 

 私は、1月末に行われる期末試験に向けて、友達と泊まり込みで勉強会をしました。民法や憲法などについて議論を重ね、協力して勉強を進めました。勉強は苦しいものでもありますが、関心のある分野について議論することは楽しいことでした。

 

 大学での学びの内容を決める最初の分かれ道は学部選びです。関心のある学部を選び、大学での学びを楽しんでください。

 

Profile

所属:法学部1年生

出身地:滋賀県