名大生ボイス

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大学生活全般

2015.11.07

  • 大学生活全般

高橋くんの思う名大生のイメージと現実

名古屋大学は旧7帝大の中で最も地元志向の強い大学で全体の7割近くの学生が東海地方出身です。とはいっても大学なので全国からいろいろな学生が集まっています。他にも世界中から来た留学生もたくさんいます。

 

高校と大学で異なっている点の1つに学生の目標が同じかどうかというのがあります。どういうことかというと高校生の場合、多くの人が最終的には自分の望む大学に進学することが目標ですが、大学生の場合、目標が人によって多岐に渡っています。それは名大生でも同じことが言えます。同じ学部の学生でも人によって学びたい内容や進むコースが異なります。例えば、同じ経済学部の学生でも財政を学びたい人もいれば、会計学を学びたい人、金融を学びたい人、経済史を学びたい人、計量経済学を学びたい人など様々です。授業外の活動も人それぞれです。公認会計士や弁護士の資格を取得するために資格専門学校に通う学生もいれば、部活動やサークル、アルバイトに打ち込む学生、大学院入試に向けて勉強に励む学生、学祭の運営に力を入れている学生もいます。中には起業を考えている人もいます。就職活動についても商社を目指す人もいれば、公務員を目指す人、IT関連の企業を目指す人など様々です。民間企業を何社受けるか、公務員試験の勉強は通信制にするのか、専門学校に通うのか、独学で勉強するのかも人それぞれです。大学生は夏の長期休暇を始め高校よりも自由な時間が与えられている分、時間の使い方も自分次第です。夏休みにインターンシップに行く人、海外留学に行く人、友達と旅行をする人もいます。だからこそ、大学では自分が何をやりたいか、与えられた時間をどう使えばいいかを自分の頭で考えることが重要になってきます。勉強にしろ、就職活動にしろ、他人に言われてするのではなく、自分から進んで専門書を読んだり、自分にとって興味のある業界に就職した卒業生の話を聞きに行って、その業界の職場環境や仕事のやりがいについて考える姿勢が大事です。大学生になったら周りの人に流されず、自分で考える習慣を大切にしてほしいです。

 

また、大学生になると高校よりも世界が広がります。インターンシップや留学、ボランティアなどを通じて学校の外の世界を知ることや講演会やパネルディスカッションに参加し様々な価値観に触れあうなど、視野を広げる方法はいくらでもあります。価値観の似通った人と固まるのではなく、是非色々な人と関わって自分の視野を広げてほしいなと思います。

Profile

所属:経済学部2年生

出身地:埼玉県