名大生ボイス

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大学生活全般

2016.01.07

  • 大学生活全般

留学生と話そう!

こんにちは!工学部の河合です!

皆さんは大学に入ったら何がしたいですか?

大学生になるとこれまでよりも格段に自分の時間が増え、お金もある程度は融通が効くので、本当に色々な事が出来ます!

その中でも、今回は皆さんが興味を持っていそうな国際交流について書いてみました!

 

国際交流というと高いお金をなんとか工面して外国に行かないと出来なさそうですが、名大には大勢の留学生がいます。

彼らと交流することも、一種の国際交流と言えるんじゃないかなぁと思います!

ということで、今回は先日学内のとあるイベントに参加した体験を元に、名大の留学生と喋ったらこんないい事があったよ!ということを紹介します!

 

異文化間のコミュニケーションが出来る

留学生と交流することの一番のメリットは、日本にいながら異文化間のコミュニケーションができることだと思います!

名古屋大学には様々な国で生まれ育った大勢の留学生が在籍しています。様々な環境で育った彼らは、一人一人が様々な価値観を持っています。

そんな彼らと話すことは、皆さんにとって大きな刺激になるはずです。

あいさつの仕方から話し方、物の考え方など、普段私たちが何の疑いも持たないようなことが、他の国の人には普通のことではないことを発見して、世界には様々な文化があることを体感したり、逆に自分とはまるで違うように思える人にも共通点が沢山あって、言葉や環境が違っても同じ人間であることには変わりないんだなぁと思ったりすることは皆さんにとって大きなプラスになるのではないでしょうか。

グローバル化が進む中、学生のうちに様々なバックグラウンドを持つ人と交流し、彼らを知り、受け入れることを体験しておくことは、今後外国人と接する機会があったときに抵抗なく彼らをコミュニケーションを取ることに繋がるんじゃないかなー、と思います!

 

モチベーションが上がる

わざわざ異国に行ってまで勉強しようとする彼らですから、当然学問に対する意識はかなり高いです。彼らは常に主体的に行動し、スポンジの如く様々なことを吸収し、その一つ一つを真剣に咀嚼し自分の身としようと努力しているように感じました。

そんな彼らの姿勢を見るのは、普段ぬくぬくと自分のペースで緩く勉強している僕にとっては、とても刺激的で、自分も色んなことを少しは頑張ってみようかなーと思ういい機会になりました!(もちろん自分のペースを守るというのも大事ですけどね笑)

 

また、名大に留学している多くの留学生は祖国の国費による援助を受け取り勉学に励んでいます。

将来のリーダーとして国をより良い方向へと導くことを期待されている非常に優秀な学生が名古屋大学に集まっているのです。

そんな優秀な彼らと話し、彼らの視点や考え方に触れることは新鮮でワクワクする事であると同時に、一つの物事の様々な方向や角度からの切り口を学ぶことができて、「こんな考えもあるんだなー」というような感じで優秀な人の頭の中を垣間見れたような気がしました!

それを学ぶことで自分の頭が良くなる訳ではありませんが、「優秀な人ってこんな感じなんだー」と感じることは、「自分もこんな人になりたいなー」とか「自分ももう少し頑張ってみようかなー」といった具合に、尊敬や憧れからモチベーションを生み出すことができるかなと思います。

 

人間は環境の動物というように、自分よりも良い姿勢で努力する人を見ることはとても刺激になります。

高い志を持った留学生と交流することで自分のモチベーションを上げることに繋がるかもしれません。

 

英会話が出来る

留学生の中には英語圏出身の人も多くいます。

彼らと英語を用いて交流することは、生きた英語に触れる絶好の機会です。実際に留学生同士の会話を聞いたり、彼らと喋ってみたりすると、「How are you?」「Fine, thank you.」って本当に言うんだーとか、入試で勉強するような英語と会話って結構違うんだなーというようなことを実感しました!

彼らの多くは日本語を学びたがっているので、彼らに日本語を教える代わりに、彼らには英語を教えてもらう、というのもアリかもしれませんね。

 

また、英語圏以外の出身の人の多くも日常会話や講義などで英語を使う経験が豊富な人が多く、彼らと交流することは非ネイティブ同士で英語で意思疎通するトレーニングになります。

非ネイティブ同士なので相手も簡単な単語を使ってくれるので、比較的意味を理解しやすいですし、非ネイティブの英語話者の先輩や先生として、どのような表現を用いれば英語で自分の意思を相手に伝えられるかを学ぶこともできます。

また母国語によって英語の訛り方も違うので、それを聞いてみるのも楽しいなと思いました。

 

簡単な日本語を使う練習が出来る

日本人が学校で初めて英語を学ぶとき、「I'm Mike.」などと簡単な表現から学ぶように、日本語を学ぶときに最初の方に習う表現というのもあります。

例えば、「大きい」ということを表すのに、「巨大」や「膨大」といった漢語は伝わりにくいですし、「でかい」というような俗語も日本語に慣れていない人には案外通じなかったりします。

このような日本語学習者にとって伝わやすい日本語を学ぶことは、日本に興味を持って私たちと話したがっている外国人とよりスムーズに話し、交流を深めることに繋がるのではないでしょうか。

また接客のアルバイトをするとき、日本語があまり喋れない外国人が来店された時にも役に立ちますよー。

 

ウェルカムな雰囲気で会話を楽しめる

もちろん人にもよりますが、留学生は初対面でも気さくに話しかけてくれる人が多いです。

「国際交流」とか「新しい発見」といった堅苦しいこと抜きに、初対面の人と気軽に話すことが出来るのはとても楽しいです!初対面同士だからこそ出来る相談とかもありますしねー(笑)。

 

 

以上のように、名古屋大学に来た留学生との交流は僕に様々な刺激を与えてくれました!

普通に生活しているだけでは中々接することの無い外国人の方とでも、自分から行動すれば気軽に交流できるのが名大の魅力の一つだと思います!

名大内の様々な施設では、定期的に日本人学生と留学生とが交流できるイベントが企画されているので、ぜひ入学した暁には積極的に参加してみてください!

Profile

所属:工学部化学・生物工学科分子化学工学コース2年生

出身地:愛知県