初めまして。環境学研究科 博士前期課程1年の平子です。
これから、名古屋大学の魅力について、皆さんにお伝えしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
今回は、大学院の授業について紹介します!
私は、環境学研究科の中でも、文系の分野である「心理学」を専攻しています。
具体的には、人の記憶といった認知機能を研究する「認知心理学」という分野に興味を持っています。そのため、授業も人の認知に関するものを多く取っています。
前期は授業科目が4つ、セミナーが2つの、計6つを受講しています。
<授業科目>
・認知心理学
・認知神経心理学
・社会認知神経科学
・カウンセリング心理学
<セミナー>
・認知心理学セミナー
・心理学理論研究セミナー
「授業科目」は、学部生と一緒に受ける講義形式のものと、ディスカッション形式のものがあります。ディスカッション形式とは、発表者が、授業のテーマに沿った論文をパワーポイントにまとめて発表し、その内容について参加者全員で議論するものです。
私が受講している科目は、4つ中3つがディスカッション形式です。発表する論文は英語論文が多いため、準備に時間はかかりますが、資料を作り終えたときの達成感はひとしおです!
授業を行う教室の様子
セミナーは、自分が所属している研究室のメンバーのみで行うものと、心理学を専門とする5つの研究室が合同で行うものがあります。
所属の研究室のメンバーのみで行うセミナーは、研究の進捗状況を話したり、読んだ論文を発表したり、学会などに向けて自分の研究成果の発表練習を行ったりしています。指導教員からご意見を頂くことができる貴重な時間であり、緊張するひと時ではありますが、先輩後輩の垣根を越えて、毎週、和気あいあいとした雰囲気で話し合いが行われています。
5つの研究室合同のセミナーは、自分の研究計画や結果について全員の前で発表し、ディスカッションします。認知心理学が専門の人だけでなく、社会心理学など別の分野の院生の研究内容を知る事ができ、意見交換も活発で有意義な時間です。
授業以外の時間は、論文を読んだり、発表資料を作ったりして過ごしています。忙しいですが充実した毎日です(^^)
以上、大学院(心理学)の授業についてでした!
Profile
所属:環境学研究科社会環境学専攻心理学講座博士前期課程1年生
出身地:平子 真里絵