名大生ボイス

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大学生活全般

2016.09.30

  • 大学生活全般

名大生の夏休み

こんにちは!今回は大学生の夏休みについて紹介します!

名古屋大学の夏休みは、人にもよりますが約2か月間あります。この長い夏休みを利用して、学生は様々な事をします。大学生の夏休みと言えば真っ先に挙げられるのが「部活・サークル」と「アルバイト」なので、今回はこの2つ以外の夏休みの過ごし方について紹介したいと思います。

 

旅行にいく

 

大学生の夏休みは約2か月もあるため、かなりのまとまった時間が確保できます。この期間を利用すれば、名古屋からは離れた国内の地域や海外など、土日休みでは中々行けない場所も行くことができます!

 

「旅行にはいきたいけどお金が無い!」という人におススメなのが、JRが学生の長期休みに合わせて発売する「青春18きっぷ」です。元々は遠くの地域に下宿している学生の帰省向けに発売された切符のようですが、多くの大学生が友達と旅行に出かけたり、フラッと一人旅に出かけたりするのに使います。魅力は圧倒的な安さ!5枚綴りでしか買えない、1枚の券に5回分のスタンプ欄が印刷されているため、1枚ずつバラバラにして使えない、特急に乗れない、1度の長期休みで5回分使い切らなければならない等の様々な制約がありますが、それを差し引いても1日2,700円程で全国のJR線が乗り放題なのは非常に魅力的と言えるでしょう。鈍行とはいえ京都までなら3時間もかからずに行けるので、非常にお値打ちに京都に日帰り旅行に行けたり、名古屋からの高速バスが出ておらずこの切符を使わないと値が張ってしまう地方への旅行にもおススメです。

 

また、中には北海道をロードバイクで1周したり、名古屋から東京まで10日間かけて歩いたり、3週間一人でヨーロッパ旅行に出かけたりと、体力と行動力をフル活用して普段では考えられないような体験をするツワモノもいます。このような事が出来るのも、体力と時間がある夏休みの大学生にこそ成せる技と言えるでしょう。

 

趣味に打ち込む

 

遅くまで講義が詰まっていたり、宿題やレポートに追われたりと、意外と時間が無い大学生。学部や学年にもよりますが、講義がある期間中は趣味に費やせる時間がそれほど確保できないのが現実です。しかし、それも講義がある期間の話。これまでの人生の中でも1、2を争えるほどたっぷりと時間を取れる夏休みは、趣味に打ち込む絶好のチャンスです!

 

さらに、名大には本当に様々な分野のサークルがあり、そのほとんどは全くの初心者でも歓迎してくれます。さらに、多くのサークルに1人くらいはセミプロ並みの腕前を持つサークル員がいます。彼らの多くはその特技を人に教えることに好意的です。そのため、かなりの技術を持った人からその技を教えてもらうことが出来ます。よって、名大は今まで頑張ってきた特技をさらに伸ばしたり、やってみたかったけど中々できなかった新しい趣味を始めたりするのに絶好の環境と言えるでしょう。時間がたっぷりある夏休みを使って自分の趣味を伸ばしてみるのはどうでしょうか。

 

自動車の免許を取る

多くの大学生が在学中に取得する、自動車の運転免許。自動車が運転できれば、写真のような公共交通機関では行けないのどかな場所にも行くことができるので、出かけるのがさらに楽しくなるでしょう。

 

免許を取得するために通う自動車学校の通い方には、大きく分けて、自動車学校に隣接する寮やホテルに3週間ほど滞在して免許を取得する方法と、習い事の様に自宅から自動車学校に通って運転免許を取得する方法の2種類があります。前者の方法は後者に比べて費用が安く済みますが、当然夏休みなどのまとまった時間が取れる期間しか使えない方法です。また、後者も講義がある期間は比較的教習の予約が取りやすい午前中に自動車学校に行けなかったり、課題に追われて学科試験の勉強どころではなくなったりしてしまうので、通いで運転免許を取る場合も夏休み中に免許を取得してしまうことをおススメします。

 

勉強する

よくある大学生の勉強風景。

 

夏休みは講義が無いため、当然授業の進行はストップします。講義の予習復習や課題に費やす時間や労力が必要ない夏休みは、じっくりと腰を据えて勉強するのにもってこいの季節でしょう。

これまでに大学で学習した内容を復習すれば後期の講義が非常に楽になります。また、講義で習った分野についてさらに詳しく勉強するのはその後の大学生活の大きな貯金になるでしょう。純粋に自分の好きな分野について勉強して知的好奇心を満たすのも良し、語学を勉強して異文化交流の足掛かりを作るのも良し、資格の勉強をして将来につなげるのも良し。講義が無い夏休みだからこそできる勉強に打ち込み、その後の大学生活や人生の糧としてみてはいかがでしょうか。

 

インターンシップに参加する

インターンシップとは、学生が一定の期間興味のある企業などで研修生として働き、就業体験をする制度です。一見するとアルバイトと同じようにも見えますが、アルバイトが純粋な「労働力」として与えられた仕事をこなすのに対し、インターンシップは学生に対しその企業や業種の実際の様子を体験させることで、学生のスキルをアップさせたり、本当に自分がその企業や業種に向いているかを確認させる目的で行われます。そのため、アルバイトは条件さえ満たせば様々な年代の人が採用されるのに対し、インターンシップは就職活動前の大学生しか参加できない場合がほとんどです。

 

多くの企業が大学生の夏休みに合わせてインターンシップを開催するため、興味のある企業がある人は参加してみると良いでしょう。また、アルバイトでは中々できない体験も得られるため、社会に出る前に自分のスキルを磨いたり、そもそもどのようなスキルが求められているのか、その中で自分が身に着けられそうなスキルはどのようなものかを見極めたい人もぜひ参加してみてください。

 

ひたすらゴロゴロする

 

ここまで様々な事を紹介してきましたが、夏休みに何もせずにひたすらゴロゴロできるのも一つの良い過ごし方だと思います!大学生の夏休みは、自分でやらなければいけないことを作らない限りは課題などの束縛から完全に自由になります。大学を卒業して就職してしまうと2か月間何もしなくても良い期間は退職後となってしまうので、人生最後の思いっきりゴロゴロできる期間として夏休みを過ごすのも良いでしょう。

 

このように、大学生の夏休みは人生で一番といっても過言ではないほどに自由な時間です!大学生の夏休みという素晴らしい時間を手に入れるためにも、受験勉強頑張ってください!

Profile

所属:工学部化学・生物工学科分子化学工学コース3年生

出身地:愛知県