2016.05.02
- サークル活動
大学生の醍醐味-サークル選び-
こんにちは!理学研究科の海老原です!
大分のご無沙汰となりました、名大生ボイスもまたちょくちょく更新していきますね!
遅くなりましたが、この度名古屋大学に入学された新入生の皆様おめでとうございます。
大学生活は、高校時代とは比べ「自己管理」が多く、自分で身の回りの生活や学業、サークルや部活動、ゆくゆくは進路など自分で自分のやりたいことに挑戦できる時間がたくさんあります!
留学していろんな地域に行っても良いし、アルバイトしてお金を貯めても良いし、大学在学中に沢山勉強して資格を取りまくっても良いし、ある意味では自由なのです!
これから大学進学を目指す受験生の方もそうですが、折角大学に入ってきたんですから悔いのないように、有意義に毎日頑張りましょう!
そんな今回は、名大のサークルについて少しだけ紹介したいと思います!
以前、僕が書いた記事でKagaQというサイエンスコミュニケーションサークルを紹介したのを皆さん覚えていますでしょうか?
そのKagaQですが、実は先月(4月2日)にイベントを開催しました!
なんと、あの名古屋大学博物館で!
結晶の形をテーマとした実験教室/ワークショップを小学生以上を対象に開催しました!
今回は特別にその内容を公開します!
本来肥料として利用される市販の尿素を使って、再結晶実験を行いました!
原理はいたって簡単、尿素をお湯で溶かして作った水溶液をコーヒーフィルターに吸わせます。毛細管現象で水溶液は徐々にフィルターの上部に吸い上がっていくので乾燥させます。すると上部の水気だけが飛んでいきどんどんと結晶化が進むのです!(すごい簡単!)
ただ普通に尿素をお湯に溶かして、結晶を作るだけではありません。結晶の作製にあたって、洗濯糊や食器用洗剤を尿素水溶液と一緒に混ぜることで尿素結晶に強度を与えます。更にコーヒーフィルターに水性マーカーで色を付けるとなんとびっくり、水性インクが一緒に溶けて、結晶に色を付けることもできるのです!(ここまで綺麗にできるとは正直思っていませんでした笑)
尿素結晶以外にも、石英や磁鉄鉱などの鉱物結晶を観察したり、そもそも結晶ってなんだろう、結晶の形を自分で考えてみよう!ということで発泡スチロールや粘土などを使って分子モデルを作ったりしました!
分子モデルづくりでは、ゲストに名古屋大学の学術研究・産学官連携推進本部でご活躍されている梅村綾子先生をお招きしてみんなで一緒に自由な形をデザインしました!
子供たちは、普段の学校とは違った大学のキャンパスで、結晶を作ったり見たり考えたりと楽しい1日になってくれたと思います。
名大にはKagaQ以外にも多種多様なサークルがあります。入学されて1カ月経ちましたが、まだサークル選びに困っている新入生の方、サークルを入りそびれてしまった在学生の方、大学生ってどんなことしてるの?サークルってどんな感じなの?と疑問に思っている高校生、中学生の方、そして科学が大好き、科学サークルに所属したいという方、ぜひいろいろなサークルを見てサークル活動をしてみてはいかがでしょうか!
*名大には公式・非公式あわせ様々な団体がありますが、名大生を騙った不審な勧誘にはお気を付けください。
Profile
所属:理学研究科博士前期課程2年生
出身地:石川県