名大生ボイス

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サークル活動

2018.03.27

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【新入生・受験生必見】名大のサークル事情は?

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

受験生の方もこんにちは。

理学部物理学科の中野です。

 

大学生活の楽しみといえば、まず「部活」・「サークル」が挙げられます。

新入生の皆さんは、今まさにどの部活・サークルに入ろうかと、あれこれ考えていることでしょう。

僕もかつて、入学式の前には部活・サークルの選び方や、部活・サークルに入ることのメリット・デメリットなどをネットで調べていました。

 

 

さて、そこで今回は2018年度全学新入生歓迎実行委員会の役員でもある僕が

  1. 部活・サークルに入ることのメリット・デメリット
  2. 名古屋大学における部活・サークルの探し方
  3. 加盟団体・非加盟団体(公認サークル・非公認サークル)って何?

以上の3点について記事を書かせていただきます。

受験生の方も、入学後の楽しみを知ることで勉強のモチベーション向上につながるはずです。ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

 

部活・サークルに入ることのメリット・デメリット

名古屋大学の学生の多くは部活やサークルに所属しています。しかし、もちろんどの団体にも所属していない学生も一定数おり、部活やサークルに所属していないからといってまともな大学生活を送れない、ということはありません。部活・サークルが大学生活の楽しみであると冒頭で述べましたが、当然部活・サークルに入ることで生じるデメリットも存在します。

ここでは部活・サークルに入ることによるメリット・デメリットについて見ていきましょう。

 

部活・サークルに入ることのメリット

 

友達ができる

 

「大学に入ったら友達ができるか不安だ」「ぼっちになりたくないなぁ」 などとお悩みの方は多いでしょうが、何らかの部活・サークルに加入しておけば、まず間違いなく友達はできます。

実際、大学生活を送る中で同学年と接する機会は想像以上に多く、その中で嫌でも友達ができます。しかし、同じ部活やサークルに所属するメンバーとは特に仲良くなることができます。これは中学校・高校における部活動でも同様ですね。

また、普段の生活ではあまり関わることがない他学部の友達ができることは特筆すべきでしょう。文系・理系問わず、学部が異なると考え方や知識の差が顕著に表れます。普段の授業では接することのない多様な価値観を持つ人々と接することは、日々の生活に良い刺激になります。

 

先輩・後輩ができる

 

一部の特殊な授業を除くと、普段の授業で他学年と接する機会は皆無と言っていいです。

しかし、部活やサークルに所属していれば、その団体内で他学年との縦のつながりを作ることができます。特に、たった1学年上でも先輩の知識量には驚かされます。後述するテストの情報を得られるという点からも、先輩と仲良くなっておくことは大学生活を過ごす上で特に重要視される点の1つと言えます。

 

先輩からテストの情報を得られる

 

テストの情報と聞いてピンとくる高校生は少ないかもしれませんが、いわゆる「過去問」というやつです。

僕が高校生だった頃、「大学の成績評価は『高校までとは大きく異なる』」と聞いたことがありましたが、これはガチでした。もちろん全ての授業が当てはまるわけではありませんが、中には、とても評価基準が予測できないようなものもあり、その中の1つが「過去問対策が大いに有効となるテスト」です。つまりは、そういうことです。過去問を入手することによって効率よく評価を上げることができる授業が存在するのです。こういった授業では過去問を入手した学生とそうでない学生とで成績に顕著な差が生まれてしまうため、同じ学部・学科の先輩から過去問を入手することが推奨されます。

 

やりがいがある

 

これも重要ですね。やりがいがある部活・サークルに所属していれば、充実した学生生活を送ることができます。

総合大学である名古屋大学には極めて多くの部活・サークルが存在します。そして、名古屋大学の長期休暇は長く、春休み・夏休みはそれぞれ約2か月に及ぶほどです。大学に入って何かに初めて挑戦しようと考える人にはうってつけと言えるでしょう。また、自分と同じ趣味を持っている仲間に出会うことも容易です。必ず、自分に最適な部活やサークルが存在するはずです。

 

 

部活・サークルに入ることのデメリット

 

勉強する時間が無くなる

 

このことがかなり痛い...! 学部や履修する授業にもよりますが、大学生は授業がある期間は想像以上に忙しいです。僕の知り合いには部活やサークルに追われて授業に出られない・挙句の果てには単位を落とすといった学生もいます。知らずに活動量が多い部活・サークルに入ってしまうと、主である学業が疎かになってしまいかねません。

 

周りの雰囲気に流されてしまう

 

やはり、「大学は遊ぶ場所だ」といった風潮は名大にも存在します。程度の差はあれ、これは日本全国どこでも変わらないことだと思われるため仕方ない面もありますが、そういった風潮がはびこる集団に所属していると人は流されてしまいがちです。集団の雰囲気が自分と合っているかどうか、よく吟味して加入する必要があります。

 

飲み会に参加しなければならない

 

これがお酒が飲めない人には苦痛です。もちろん、全ての部活・サークルが当てはまるわけではありませんから、飲み会が嫌だという方は事前にその部活・サークルの飲み会事情について把握しておきましょう。

 

嫌な人とも付き合わなければならない

 

多種多様な人々が集まる大学において、これは避けては通れないでしょう。

しかし、特に運動部では集団内で力を持つ先輩などに逆らえない、といったこともあるようです。

 

お金がかかる

 

部活・サークルによっては年会費・合宿代・飲み会代・新歓費...などと、集金が多くあるところもあります。かといって、そのために学業を疎かにしてまでアルバイトに明け暮れるようでは本末転倒ですね。事前にどれくらいお金がかかるかも把握しておく必要があります。

 

 

デメリットをなくすには

 

さて、以上に部活・サークルに入るメリット・デメリットをそれぞれ挙げましたが、ところどころで触れたようにここで挙げたデメリットがほとんどなく、メリットのみがあるような部活・サークルも存在します。しかし、中にはデメリットばかりの部活・サークルもあるかもしれません...。

そのような部活・サークルは加入するあなた自身が見極める必要があります。

では、部活・サークルについて吟味するためにはどこで情報を得たらよいのか...次にそれについて記したいと思います。

 

 

 

名古屋大学における部活・サークルの探し方

 

新入生が部活・サークルを探す機会は一般的にいつ・どこであるのか、それらを時系列を追って挙げていきます。

 

ネットを活用する

 

現在、この記事を読んでいるあなたがしている行動もこれに当てはまります。

ネットを活用して部活・サークルの情報を集めることは、基本的にいつでもできます。

このNU-Cheersの「名大生ボイス」に掲載されているサークル紹介はもちろん、サイトの各ページの最下部にある「サークル活動」という大学のホームページに続くリンクや、TwitterやFacebookなどのSNSを用いて情報を集めましょう。

 

 

入学手続き後の地獄の細道

 

「地獄の細道」は新入生に名古屋大学の活発な部活・サークルの活動や魅力を知ってもらうことを目的とした企画です。その内容は上の写真に示したように、名大に入学手続きに来た新入生が部活・サークルが勧誘する中を通っていく、というもの。今年、2018年は2月14日に推薦入学者を対象に、3月14日・15日に一般入学者を対象に行われました。

間違いなく、これが名古屋大学における最大の部活・サークルの勧誘の場です。とりあえず、ビラだけでも多くの団体から受け取っておくといいでしょう。実際にその部活・サークルに所属している先輩から詳しい話を聞くこともできるため、新入生が部活・サークルを知る・決める格好の機会です。

また、特に3月中に部活・サークルが独自に開いている新入生歓迎会(新歓)の情報を知る機会は地獄の細道やSNSなどに限られます。

 

ちなみに、地獄の細道の運営には全学新入生歓迎実行委員会として僕も携わっていたりします。

 

 

 4月初週・授業が始まる前のガイダンスなど

 

4月2日の教科書販売等ガイダンスや4月5日の入学式といった、新入生の集まりの開始前や終了後に会場付近で勧誘活動をしている団体が少なからず存在します。とりあえず、ビラだけでも受け取っておきましょう。

4月以降に部活・サークルが独自に開いている新歓の情報は、主にこの期間に配られているビラから得ることになります。

 

 

授業を受ける教室の外の掲示板 

 

東山キャンパスで新入生が授業を受ける場合、主に「全学教育棟」という場所で授業を受けることになります。この全学教育棟の教室の壁には様々な団体が掲示物を貼っており、新歓期と呼ばれる期間が過ぎてもこの掲示板から情報を得ることができます。

 

 

 

加盟団体・非加盟団体(公認サークル・非公認サークル)って何?

 

さて、最後に公認サークル・非公認サークルについて書かせてもらいます。

NU-Cheersに掲載されているサークル紹介のページの上部には

 

※ここで紹介しているサークルには非公認サークルも含まれています。本学の公認サークルについては、名古屋大学ホームページをご確認ください。

 

という文面が記載されています。また、この文面の通り、名古屋大学のホームページには非公認の部活・サークルが記載されていません。

これだけ読むと、「非公認のサークルって何か危ない団体なんじゃないの?」などとお考えになる方も多いでしょう。実際に、名大生にも非公認サークルは何かしら危ない団体であると思っている人がいるくらいです。しかし、これは誤りです

 

加盟団体(公認サークル)って何?

 

まず、名古屋大学のホームページに記載されている公認サークルの定義について見ていきましょう。

公認サークルとは、名古屋大学公認の団体である「文化サークル連盟」に加盟しているサークルのことです。一方部活では、これも名古屋大学公認の団体である「体育会」に加盟している部活が公認の部活として、それぞれが名古屋大学のホームページに記載されています。

要するに、公認なのはそれぞれの部活・サークルというより、それらが所属している文化サークル連盟・体育会という団体ということになります。

 

 

非加盟団体(非公認サークル)って何?

 

さて、もうお分かりでしょうが、非公認サークルとは単に文化サークル連盟に加盟していないサークルのことを指します。医学部の部活・サークルなどはほとんどが非加盟のようですし、非公認=危ない団体 という等式は成り立たないことが分かっていただけると思います。

ちなみに、そのような非公認サークルが文化サークル連盟に加入しない理由としては、「単に面倒だから」、「サークルの規模が小さい」、「加入方法がわからない」、「加入するメリットが少ない」などがあるようですが、「加入の手続きが煩雑」ということも一因としてあるようです(これに関しては入学後に知る機会があるかもしれませんね)。

新入生の方々は、非加盟団体にも選択の幅を広げていただけるといいと思います。

 

※但し、名大の名を騙った団体には注意が必要です。全国的に、特に名古屋大学のような規模が大きい大学には「偽装サークル」といったものも存在しています。強引な勧誘は無視し、勧誘されて困ったときは大学や先輩に相談してください。

 

 

 

まとめ

 

名古屋大学に入ると、授業はもちろん部活・サークルといった課外活動で今までに体験したことのない活動に打ち込むことが可能です。

但し、極めて多くの団体の中から自分に合った部活・サークルを見つけ出すのは簡単ではありません。

しかし、それも楽しみの1つとして、有意義な学生生活を送れるといいですね!

 

NU-Cheersのサークル紹介も、ぜひ参考にしてくださいね。

Profile

所属:理学部1年生

出身地:静岡県

出身校:静岡県立浜松南高校