名大生ボイス

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受験勉強法

2024.05.15

  • 受験勉強法

5月は試練の月 -一度立ち止まって自分自身を正確に把握しよう!①-

はじめに

こんにちは!文学部1年の石橋稜牙です。本記事が初めての執筆ということで拙い部分も多いと思いますが、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
さてここで少し私のことについて触れさせていただきます。実は私は通信制の高校に通っていたのですが、自由な校風である反面あまり受験の相談や勉強を扱っていなかったので、初めの頃は独学で受験勉強をしていました。しかし2年生の秋頃から限界を感じ始め、塾に行くことにしました。授業動画を見て勉強するスタイルの塾でしたが、高校がマイペースに進められるところだったので、塾での勉強時間もしっかり確保することができ、その後の模試でも確固とした成績を残すことができました。そして共通テストと二次試験を経て無事文学部に進学できました。
私の経験から皆さんに伝えたいことは、「最後は合格への熱意がものをいう」ということです。この記事を見てくれている受験生の方々は、新年度になって1ヶ月ほど経って周りの環境にもう慣れましたか?おそらく今がかなりつらい時期だと思います。「5月病」とよく言われますが、4月はやる気に満ちあふれていたのに5月になってだんだん疲れがたまったり授業について行けなくなったり……誰しも気持ちが塞がりがちになります。(私もそうでした) しかしもう聞き飽きたかもしれませんが、ここで踏ん張って勉強できるかが大きな分かれ道です。多くの人が勉強に対して億劫になっている今が、学力を上げるチャンスだと思って勉強に励んでほしいと思います。ただ、もちろん体調を崩してしまっては元も子もないので、今回はいくつか私が実践していたリラックス法をお伝えします。

 

その1 お風呂に浸かろう!

20240515_i1.jpgおそらくこの時期はまだ部活動に所属しながら勉強を頑張っている人も多いと思います。そうなると帰宅する時間が大分遅くなってしまってそのまま寝落ち…なんてこともあるかもしれません。私はシャワーだけで済ませることなく毎日必ずお風呂に15分ほど浸かっています。面倒かもしれませんが、しっかり浸かることで自律神経が整って勉強の効率も上がります。また、入浴剤を入れるとよりリラックス効果が高まるので是非習慣づけてみてください。ちなみに柑橘系の香りがおすすめです。

 

その2 寝る前にアイマスク

20240515_i2.jpg勉強しているとどうしても長時間目を酷使するので、それが慢性的な疲労につながっていることがよくあります。そこで私は時々寝る前にアイマスクをして目を温め、血流がしっかり行き届くようしています。こうすることで睡眠の質も上がり、寝る前にスマホの光などのブルーライトを浴びることもなく一石三鳥な訳です。また、勉強中は適度に休憩して目を数分間閉じるだけでもすっきりします。とにかく目の使いすぎには気をつけましょう。

 

その3 勉強中に音楽を聴こう!

20240515_i3.jpg……?と思った人も多いかもしれません。よく「音楽は集中力が切れるからダメ」と言われますがそれは個人差で、私は音楽を聴くことで勉強へのハードルが下がりました。単なるBGMとして聞く分にはむしろ周りのノイズが気にならなくなって効果的だとも思います。自然音や個人的にはクラシック音楽がおすすめです。実はクラシックも奥が深く、「モーツァルト効果」というものもあるようなので是非試してみてください。ただ、逆に集中できないという人ももちろんいると思うので、自分に合った方法で工夫してみてください。

 

おわりに

少し長くなってしまいましたが、大切なのは「疲れを蓄積しない」ことです。適度にリフレッシュできないと、この先さらに体へのダメージが大きくなって、勉強もしんどくなっていきます。毎日勉強を継続するためにも自分の健康状態をしっかり把握して、休む時と頑張る時のメリハリをつけて5月を乗り切ってほしいと思います。
今回は主に精神面のことをお話ししましたが、次回の②では具体的な勉強への取り組み方や、スケジュール管理のことについて取り上げたいと思っています。それではここまでご精読ありがとうございました。

Profile

所属:文学部1年生

出身地:静岡県

出身校:飛鳥未来きずな高等学校