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受験勉強法

2022.08.24

  • 受験勉強法

受験勉強法~スケジュール管理編~

こんにちは、名古屋大学理学部1年生の佐々木です!残暑が厳しい中いかがおすごしでしょうか?今回は受験生、および大学受験を視野に入れている高1、2年生へ向けて受験勉強における「スケジュール管理」について、自分の経験を交えながら書いていきたいと思います!私自身、スケジュール管理を始めたのは高3になってからで、もっと早めにやっておけばよかったな!と後悔しています。ぜひ、この記事をみたらすぐに実践してみてください!

 

なぜスケジュール管理が大切なのか

なぜスケジュール管理が大切なのか、私なりの考えを書きたいと思います!
(1) やるべきことを明確にするため
(2) モチベーションを維持するため
順を追って説明していきます!

 

(1) やるべきことを明確にするため
質の高い受験勉強を進めるためには、やるべきことを明確にする必要があります。「やるべきことを明確にする」とは、“どの問題集を”、“いつまでに”、“どの範囲まで終わらせるか”ということを決めることです。

 

(2)モチベーションを維持するため
ただむやみやたらに勉強を続けていると「何のために勉強をしているのか」とか「勉強がきつくなってきた」と思い始めて、モチベーションが下がってしまい勉強のやる気が出なくなります。計画したことをしっかりこなして、小さいことをどんどん達成していくことで達成感を得られることができてモチベーションが維持できます!
次に、私が受験生時代にやっていたスケジュール管理、勉強計画の立て方について、紹介していきたいと思います!

 

スケジュール(勉強計画)の立て方

スケジュール管理において大切なことはPDCAサイクルというものです。Pは計画(Plan)、Dは実行(Do)、Cは評価(Check)、Aは改善(Action)です。これに基づいて、スケジュール管理などをしていきます!
(1) 1日、1週間、1か月の単位ですることを決める(P)
(2) 記録する(D、C)
(3) 改善する(A)

 

(1) 1日、1週間、1か月の単位ですることを決める(P)
まずは計画することから始めます!おすすめの計画の立て方は、1か月→1週間→1日の順番で立てることです。1か月では、「どの参考書を進めるか」というのを決めていきます(例えば「化学の〇〇〇をする」、「古文△△をする」など)。1週間では、「参考書をどの程度進めるか」を決めます(例えば「~の単元を進める」、「~ページ進める」など)。1日では、「さらに1日何ページ進めるか」を決めます(例えば「〇〇〇の問題番号200~210」、「△△の30ページ~34ページ」など)。

 

(2) 記録する(D、C)
実際に計画したことを実行しましょう!そしてやることが終わったら、チェックを入れたり、線で消したりするといいです!これを1日単位で進めていきます!

 

(3) 改善する(A)
改善する場面は三か所あります。1日の終わりには、その日やったことを見直し、やるべきことがすべて終わっていて余裕があったら、次の日にやることをふやす、終わっていないものがあれば、次の日に持ち越す、などの改善をします。1週間の終わりには、1週間でやるべきことがすべて終わっていて余裕があれば、次の週にやることを増やしたり、終わっていないものあれば次の週に持ち込む、などの改善をします。1か月の終わりにも同様に、順調に進んでいれば参考書を増やしたり、順調に進んでいなければ、やることを調整するなどします!このようにして様々な場面で改善を続けていき、次につなげていきます!
このようにして、PDCAサイクルを上手に回すことによって、質の高い勉強を維持することができて、学力の向上も見込めます!

 

勉強計画以外には?

スケジュール帳をなど使うので、勉強計画だけでなく、色々な予定も入れることができます!例えば、オープンキャンパスの日程、模試の日程、出願はいつまでか、受験日はいつまでかなどの予定を入れて、それを見ながら勉強の計画を立てるなどもできます!

 

スケジュール帳の選び方

特に指定はありませんが、スケジュール帳は大きくて、色々書き込めるようなものが良いです!私は受験生時代に、赤本を出版している出版社のスケジュール帳を使っていました!(受験に関する情報がたくさん載っていて、受験生にとても向いています!)

実際に使っていたスケジュール帳↓

 

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Profile

所属:理学部1年生

出身地:岐阜県

出身校:岐阜県立岐阜総合学園高等学校