名大生ボイス

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受験勉強法

2022.12.19

  • 受験勉強法

受験直前期のメンタルの保ち方

はじめに

みなさん、こんにちは。名古屋大学文学部1年生の矢部です。みなさんいつも勉強お疲れ様です。この記事をどれくらいの人数が見ていてくれているのかわかりませんが、一人でも多くの受験生に助けになればと思っています。さて今回は、タイトルにある通り、この時期のメンタルの保ち方について僕の経験をもとに皆さんにお伝えします。

 

息抜き、してますか?

221216yabe.jpeg共通テストまで残り1ヶ月、いよいよラストスパートといったところですね。人によっては寝る間も惜しんで勉強しているのではないでしょうか。もちろん追い込みたくなる気持ちはわかりますし、そうすべきなのかもしれません。でも僕は息抜きをすることも忘れないでほしいと思います。ずっと勉強だけをしていると、睡眠不足など肉体的な辛さのみならず、精神的にも辛くなってくると思います。自分は大丈夫だと思っていても、もう限界が近いかもしれません。一度立ち止まって、自分と向き合う時間を作ってほしいと思っています。大丈夫です。その時間は決して無駄ではありませんから。
ちなみに僕は去年の今頃は、家に帰ったら勉強しないことにしていました。つまり学校の空き教室や塾の自習室で夜まで勉強し、家に帰ったら動画を見たり、本を読んだりしていました。というのも、当時僕が好きだったとある配信者さん(今も好きですが)がほぼ毎日22時ごろにライブ配信をしており、それが僕の大きな心の支えとなっていたからです。大事なのはメリハリです。この習慣があったからこそ日々の勉強を頑張ることができましたし、配信を見終えたら「よし明日も頑張ろう」と思うことができました。息抜きを積極的にすることは、勉強の効率を引き上げてくれるのです。

 

メンタルの重要性

なによりも、本番の緊張感の中で、100%の力を出し切るためにも、メンタルは重要です。本番では予測不可能なことが必ず起きます。普段なら絶対しないミス、電車遅延、問題の傾向や難易度が突然変わるなんてこともあります。それらに対応するのには心の余裕が必要です。普段からカツカツでやっていると、一瞬で崩れてしまうでしょう。
また、「病は気から」という言葉もあるように、メンタルの不調はいずれ体調不良として必ず降りかかります。そしてそのショックからさらにメンタルを崩し……という負のループが起こりかねません。根本から解決しましょう。

 

見方を変える

今は本当に苦しい時期だと思います。でも僕は「その苦しさを乗り越えた先に……」とかなんとか言うつもりはありません。代わりに僕が伝えたいのは、見方を変えてください。つまり、この状況を楽しんでしまえばいいのです。試験は考えようによればゲームと同じです。出題される範囲は決まっていて、みなさんは今武器を磨いてボス戦に備えているわけです。そして科目ごとに敵を分析して解き方という戦術を持って一点でも多く点を取る、一つでも多くの敵を倒しに行くわけです。なんだかワクワクしてきませんか。その調子です。大学入試というのは、本当に貴重な経験です。それまでどんな人生を歩んできても、本番の点で全員が振り分けられる、残酷でもありますが平等な機会です。そのような機会は、これから先の人生、そうあることではありません。苦しい思い出にするくらいなら、いっそ楽しみましょう。

 

まとめ

今回はいつもに比べて少し手短にお話ししました。それはみなさんに少しでも長く息抜きしてほしいからです。いずれ記事にしますが、当時僕は(現在もですが)、精神病を患っていました。マイナスなイメージを持たれるかもしれませんが、僕はそれゆえにメンタルのコントロールは人一倍気をつけて受験を乗り越えた自信があったので、みなさんにこうしてお伝えしているわけです。受験は、人生の全てではありません。個人的には、精神を追い込んでまでする価値は受験にないと思います。だからこそ、楽しんでください。楽しむのは悪いことじゃありません。みなさんはすでに頑張っているんですから。
みなさんの健闘を祈っています。
共通テストの前日か2日前に軽い応援メッセージを投稿する予定です。
ぜひ、見にきてくださいね。

Profile

所属:文学部1年生

出身地:神奈川県

出身校:攻玉社高等学校