名大生ボイス

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受験勉強法

2023.02.10

  • 受験勉強法

前泊について

はじめに

20230210yabe.jpegみなさん、こんにちは。名古屋大学文学部1年の矢部です。
受験生の皆さん、勉強今日もお疲れ様です。気づけば共通テストから1ヶ月が経とうとしていて、2週間後には2次試験ですね。いよいよラストスパートといったところでしょうか。
さて今回の記事は前泊についてです。東海圏以外から名大を受ける人や、東京や近畿圏の私大を受けるために、前日ホテルに宿泊して試験に臨む人も一定数いると思います。僕自身、神奈川県出身のため、名大を受ける際は前日に名古屋市内のホテルに宿泊して受験しました。その経験をもとに、前泊をする時の注意点をお話ししたいと思います。

 

必ず試験会場までのルートを確認する

これは絶対にやってください。調べるだけでなく、実際に行ってみてください。また特に東京圏の大学を受ける際は、ルートはいくつもあることが多いので、いざという時の迂回のため、把握しておきましょう。そしてその下見をもとに、翌日の朝の計画を立てましょう。

 

参考書は持っていかない

試験前日は何かと不安で、必要以上に参考書などを詰めて荷物を増やしてしまう人がいますが(僕が実際そうでした)、前日にできることなんてたかが知れていますし、そもそもそんなに時間はありません。ホテルのチェックインが大体15時ごろであることを踏まえ、入浴や夜ごはん、先ほどお話しした下見の時間などを考慮すると、勉強時間はとれて4時間といったところでしょう。また慣れていない土地では思いのほか疲れてしまうものです。なので参考書は、持っていかないというのは言い過ぎにしても、各教科1冊程度にとどめておくことを推奨します。せっかくの遠出でもあるので、帰りに買うお土産を入れるためのスペースを十分に空けておきましょう(笑)。

 

メンタルを最優先に

試験で最も大事なことは、普段通りの自分でいることです。「自分焦ってるな」って思ったら一度立ち止まってみましょう。誰だって試験前日にもなれば緊張します。それに加えて前泊をするみなさんは、慣れない土地でひとりメンタルを整えなくてはなりません。そんな状態で勉強を追い込みすぎるのはあまり得策とは言えません。僕は名大入試の前日は全く勉強せず、もう入試が終わっていた私大の友達とずっと通話していました。もちろん勉強するなとは言いませんし、勉強した方が落ち着くというのであればそれで大丈夫です。とにかく自分を労り、落ち着いて翌日の試験に臨めるようにしましょう。余談ですが、枕が変わると寝れない人は大真面目に持っていきましょう。睡眠は重要です。

 

なにより楽しむこと!

いろいろお話ししてきましたが、僕は何よりもみなさんに楽しんできてほしいと思っています。前泊して試験を受けるなんていう経験は、多分人生でもここだけでしょう。緊張感を持って試験に臨むことも重要ですが、旅行気分で街を散策してしまうのもまたアリだと思います。後悔のないよう、頑張ってきてください。

 

おわりに

前泊する皆さんの不安や緊張が少しでもほぐれたらいいと思い、今回お話しさせていただきました。いまが一番きつい時だと思いますが、一番楽しい時でもあります。みなさんがベストを尽くせることを、祈っています。

Profile

所属:文学部1年生

出身地:神奈川県

出身校:攻玉社高等学校