名大生ボイス

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受験勉強法

2023.09.28

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文学部推薦入試のあれこれ④〔小論文〕

はじめに

こんにちは、文学部1年の平松優里です。私事ですが最近19歳になりました。友達に10代最後と言われ、来年は20代なのか…と少しショックを受けました。
さて今回は、文学部推薦の小論文について書いていきます。もう私の入試の話なんて飽きたかもしれませんが、もう少しお付き合いください。

 

どんな内容?

私の小論文試験の対策を担当してくださった英語の先生が、過去の問題をいくつか見せてくださったのですが、テーマは本当に幅広い印象でした。文学部らしいテーマの年もあれば、人文学から少し離れたテーマの年もありました。ちなみに、私が受けたものは言語学に関するものでした。担当の先生と予想していたものと外れていたので焦りました。

 

どんな対策をした?

最初の記事で少し触れましたが、文学部推薦入試の小論文試験は、英語の文を読んで日本語で答えるスタイルです。600字の論述の他にも、一般入試のような下線文訳や内容を要約して答えるような問題もあります。そのため対策としては、まず過去の問題を解いて出題傾向を掴んで小論文を書いてみる、ということを何回か繰り返した後は、名大の一般入試の英語の問題を解いたり、単語の勉強をしたりしていました。感覚的には、一般入試より推薦入試の英文の方が読みやすいのではないかと思います。また、学校で授業後や長期休み期間中に行われていた、国公立受験者向けの英文解釈の補講も受けていました。やはり小論文試験なので、英語が読めてもしっかり自分の意見を論述できなければ意味がないと思い、さまざまなことに対して自分の意見を持つように意識して生活していました。

 

当日はどんな感じ?

当日は、電車の中で英単語を詰め込んでいました。ですが、普段自転車で登校していて電車に慣れていないうえ、満員電車だったので途中から諦めました…。念のためにだいぶ早く大学に着くように家を出たので、心を落ち着かせるために一駅先に降りて歩きました。試験会場は、窓が開いていると書いてあったため寒いかと思い、しっかり防寒して行きましたが、予想より暑かった気がします。試験時間は2時間ですが、思ったより短く感じました。まず、英文を読むのに想定より時間をかけてしまいました。そして、肝心の論述問題も時間ギリギリまで書いてしまい、ほとんど見直しできませんでした。これは終わった直後からすごく後悔しました…。みなさんは見直しの時間も残せるように頑張ってください…!受験あるあるかもしれませんが、なによりも周りの受験生たちがすごく「強そう」に見えました。私はここにいていい存在なのか、と思うほどに。その緊張感に負けずに最後まで力を振り絞り切れるかが小論文試験の肝なのかもしれません。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。私は小論文より志望理由書や面接に力を入れて対策していたので、小論文は当日もあまり自信を持てませんでした。推薦入試の対策をし始めるのが遅かったからかもしれません。これを読んでいるみなさんは、後悔のないように勉強し尽くしていただきたいです。
余談ですが、小論文の過去問を解いてみて英語の先生に見ていただいたとき、「3年間コツコツ勉強して積み上げてきたものがしっかり表れていたよ」と言っていただけて、泣きそうになるほど嬉しかったという思い出があります。
次回は面接のことを書いていきますので、お楽しみに!

 

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夏休み中に新設された北部食堂でのお昼ご飯

 

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全学教育棟内のカフェ「regreg」の日替わりランチ

(これはガパオライス)

 

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NIC館の中の「シアトルエスプレスカフェ」のピザランチ

Profile

所属:文学部1年生

出身地:愛知県

出身校:愛知県立安城東高等学校