名大生ボイス

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受験勉強法

2023.09.28

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文学部推薦入試のあれこれ⑤〔面接〕

はじめに

こんにちは、文学部1年の平松優里です。先日、初めて名大の博物館に入りました。噂には聞いていましたが、動くアザラシの人形がいました。声をかけたりなでたりすると反応してこちらを見てきておもしろかったです。
さて今回は、文学部推薦入試の面接についての記事です!事細かに書くと本当に長くなってしまうので、いくつかのポイントに分けてみました。受験生の方の参考になる部分があれば幸いです。

 

さまざまな先生に練習してもらう

これは、面接練習において一番やってよかったことです。私の場合は、優しい担任の先生がたびたび「次はこの先生と面接練習をしよう」と提案をしてくださったので、それに従って練習させていただきました。回を重ねるごとにだんだんレベルが上がっていき、最終関門は教頭先生でした。
最初は担任の先生と何度か練習をして、自分の考えを深めていきました。志望理由書の内容に関してまだ考えが浅い段階だったので、初めは言葉に詰まってしまいましたが、担任の先生が「こんな考えもあるんじゃない?」と一緒に考えてくださいました。そこでヒントをもらい、帰って自分でたくさん調べて知識や視野を増やし広げる、ということを繰り返しました。
教頭先生との面接練習は本当に緊張しましたが、うまく受け応えができたことが本当に嬉しくて、ついにここまで来た…!と大きな自信がつきました。日々調べて身につけた知識をうまく話せたときも嬉しい瞬間でした。

 

先生方との練習で学んだこと

面接練習のとき、圧迫面接について教えてくださった先生がいました。圧迫面接とは、私はその時に初めて知ったのですが、面接官が高圧的で意地悪な質問をしてくる面接を言います。その先生は、どんな態度でどう言われても、諦めずに自分の熱意を伝え続けるように教えてくださいました。書類を放り投げて「こんなこと本当にできるのか」と聞いてきた面接官に対してくじけずに主張を貫いたら合格できた、という生徒の話もしてくださり、圧迫面接だったら逆にチャンスだと思え、と教えてくださいました。これを聞いて、私も主張を曲げずに話し続けられるような強い心を持とうと決心しました。
他にも、「名大じゃないとだめな理由を考えよう」というアドバイスもいただきました。難しすぎて頭を抱えましたが、自分がなぜ名大でこれを学びたいのか、ということを考えることができました。

 

アンテナを高く持つ

面接では、自分の学びたいことを軸にしてさまざまな角度から質問されます。そのため、自分の学びたいことを中心に幅広く知識を持っておく必要があります。私は、気になった新聞記事を切り抜いてその概要を話せるようにしておいたり、学びたいことに関連した活動をしているNPO法人や企業を調べてみたり、教授が執筆された本を読んでみたりしました。これらをやっていたことで、想定外の質問に対しても、調べておいたことからなんとか結びつけて答えることができました。

 

おわりに

面接についての話はいかがでしたでしょうか。こうやって書いてみると、なかなか頑張っていたな…と自分でも思いますし、これだけ頑張って入った大学なんだから存分に充実させようと思えます。
これにて私の文学部推薦入試についての記事は最後になります。非常に長くなりましたが、お付き合いいただきありがとうございました。推薦入試を考えている方にとって少しでも役立つものとなっていましたら本当に嬉しいです。

 

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全学教育棟前のファミリーマート

 

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教育学部棟前の池にいた鴨

 

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全学教育棟近くの顔出し看板

(顔を出しているのは高校3年生のときの私)

Profile

所属:文学部1年生

出身地:愛知県

出身校:愛知県立安城東高等学校