名大生ボイス

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受験勉強法

2024.02.13

  • 受験勉強法

志望校決定時のアドバイス

はじめに

20240213_y.pngみなさん、こんにちは!情報学部2年の由井です。この記事を読んでいるみなさんは、すでに志望校や学部は定まっていますか?大学で深く学びたい事柄がうまく決められず、燻っている方もいるかもしれませんね。
今回は、受験に関する情報の中でも、特に志望校決定に向けたアドバイスを紹介しようと思います。志望校のことで悩んでいる受験生がいれば、少しでも力になれたら嬉しいです。

 

志望校決定時に大切なこと①
 -自分の“得意”を把握して自信を持つこと

みなさんは、自己分析という言葉を聞いたことがあるでしょうか?受験における自己分析とは、自分の強み・弱みや自分の興味のある分野を明らかにすることを言います。自己分析を行うことで明確な根拠をもって志望校を選べるようになるし、自分の強みがわかることは自信にも繋がります。

 

例えば、私の場合は共通テストに苦手意識がありましたが、2次試験の論述問題では安定した得点をとることができるという強みがありました。また、英語が好きで、英語の勉強なら楽しんで受験勉強に取り組める自信もありました。そのため、英語の配点が全体の半分近くを占めている、かつ2次試験への配点が共通テストよりも少し多くなっている、名古屋大学の情報学部人間社会情報学科を志望校に定めました。
その結果、共テで思うように得点できなかったときも諦めずに志望校に挑戦できたし、2次試験までのモチベーションも高く維持することができました。

また、自己分析によって自分の興味がわかることで、大学で学びたい内容を大方絞ることもできます。これは文理選択にも大きく関わってくる重要事項です。自分の興味が強くなればなるほど、それは勉強へのモチベーションにも繋がります。

 

志望校決定時に大切なこと②
 -高みを目指すこと

自己分析をしたうえで、それでも志望校が定まらない場合もあると思います。そういうとき、ざっくりと目標をたてることが求められる高1、2年生は、特に強い希望がない場合は一般的にレベルが高いと言われる大学を設定してみると良いかもしれません。高みを目指すことで、そのとき自分が持つ最大の力で勉強に取り組むことができます。自分がこんなハイレベルな大学を目指してもいいのか、と悩んでしまうこともあるかもしれません。しかし、受験では自分の最大の力を出し切って勉強に取り組むことが、結果にも自分の気持ちにも良い効果をもたらします。ただ、目標との差に打ちのめされて気持ちの余裕がなくなってしまっては本末転倒です。そうならない程度に高い目標を設定してみましょう。

 

私も高1、2年のとき、名古屋大学を志望するのは少し現実味がないように感じることもありました。でも、その現実味のなさをどうにか埋めようと必死に勉強して、実際に目指せるレベルまで到達することができました。早いうちから志望校を決定することでざっくりとでも目標を持ち、モチベーション高く勉学に励むことが可能になるのではないでしょうか。

 

おわりに

みなさん、いかがでしたか。あくまでも私の受験経験を通して重要だと思った事柄ですが、参考になったでしょうか。志望校決定は大学受験においてとても重要なプロセスです。この記事で紹介した内容を踏まえて、家族や学校の先生の意見を聞くことでまた新たな視点が手に入るかもしれませんよ。志望校が決まったら、あとは目標に向かって勉強あるのみです。名大生ボイスではオススメの勉強法や、勉強に集中するための息抜きの方法なども紹介されていますので、ぜひ目を通してみてくださいね。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

Profile

所属:情報学部人間社会情報学科2年生

出身地:富山県

出身校:富山県立高岡高等学校