はじめに

みなさん、こんにちは！情報学部2年の由井です。
いよいよ国公立大学の二次試験の日が迫ってきましたね。3年生のみなさん、心の準備はできていますか？また、1、2年生のみなさんも、受験生の姿を見て受験へのイメージを膨らませていますか？地方の人にとっては、県外に出て試験を受けるのはなかなかないことだと思います。雰囲気がイメージしづらく、緊張してしまっている人もいるのではないでしょうか？
そこで今回は、私の受験経験を踏まえて、試験に向けた準備と試験当日のポイントを紹介していこうと思います。ぜひ参考にしてみてください。また、最後には受験生に向けた私なりのメッセージを載せさせていただきました。休憩がてら目を向けてくれると嬉しいです。

 

①試験に向けて

・ホテル選び
地方から大学の試験を受けに来る人の多くが、ホテルに前泊して試験に挑むことと思います。私も出身が富山県なので、前日に名古屋に入って、ホテルで過ごしていました。ここで、前日に過ごすこととなるホテル選びが重要です。ホテルが繁華街や大通りの周辺に位置している場合、騒音に気を取られてリラックスして過ごせない可能性があります。ホテルの防音性にも依りますが、立地にも目を向けて選んでみてください。
また、立地と言えば、交通の便も意識する必要があります。名大は名古屋市営地下鉄の名城線上に位置しているので、電車1本で行きたい場合は名城線付近のホテルをオススメします。他の場所にホテルを取る場合、乗り換えのことを意識しておきましょう。東山線は朝だと混雑しがちなので、満員電車に慣れていない方は遠回りでも他のルートを用いると良いかもしれませんね。

 

・しっかり眠れる環境を整えること
またもや前泊組へのアドバイスとなってしまいますが、ご了承ください。自宅以外の慣れない環境で寝なければならないので、自分で意識的に落ち着ける環境を整える必要があります。枕が変わると寝れない、という方は思い切って自宅の枕を持っていくことをオススメします。また、ホテルの部屋の中には冷蔵庫があると思いますが、利用しない場合は電源を切ってしまっても良いかもしれません。夜に稼働音が鳴ってしまうので、そういった音が気になる方は特に、心に留めておいてください。

 

②当日

・昼食の量
ここからは、前泊組だけでなく誰でも参考にできるアドバイスなのでご安心ください。試験当日は、多くの人がお昼をまたいでテストを受けることになると思います。共通テストでも似たような経験をしていて特に不安はないかもしれませんが、食べる量には気をつけましょう。食べすぎると試験中に眠たくなってしまう可能性があります。いつも通りの食事を心がけることが大切です。また、内容としては、サンドイッチやおにぎりのような片手で食べられる物だと、もう片方の手で次の科目の勉強ができるのでおすすめです。

 

・SNSを見ないこと
お昼休憩時は手持ち無沙汰になってついSNSを開いてしまうかもしれません。ただ、他の人が同じ試験の感想を呟いていたり、解答速報が目に入ったりする可能性があります。自分のミスに気づいてしまうようなことがあったら、気持ちが乱されかねません。よほどメンタルの強さに自信がない限り、休憩後にも試験が控えている状況で、そういったリスキーな行動は取るべきではないと思います。試験が全て終わってしまえばSNSはいくらでも見れますので、休憩中は控えておきましょう。次の科目に向けて参考書を眺めたり、家族や友人と試験に関係のない話をして心を落ち着けたりするのがベターです。

 

③受験生へメッセージ

みなさん、ここまで本当に良く頑張ってきたことと思います。自分の頑張りを信じられない人もいるかもしれません。私自身、周りの人と比べてしまいがちで、ずっと不安な気持ちが続いていました。でも、あなたの努力はあなただけのものであって、人と比べられるものではないです。あなたなりに、力いっぱい出し切って、ここまでやってきたことが成果だと思います。だから、ありきたりな言葉ですが、自信をもって試験に取り組んでください。全力で受験に取り組むからこそ気付けることもたくさんあります。受験という経験が、みなさんにとって誇らしい、良い思い出になることを願っています。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

Profile

所属：情報学部人間社会情報学科2年生

出身地：富山県

出身校：富山県立高岡高等学校