世界史と同様、センター試験まで学習していた科目です。
センター試験対策→世界史の選択肢は事実関係が違うことから正解の選択肢を瞬時に選べることもありましたが、地理の場合、言葉の微妙なひっかけがあるので選択肢をよく読む必要があります。それから一見聞いたこともないようなマニアックな問題が出題されることがあるのも世界史と異なる点です。(マニアックな問題の例:シンガポールでは水たまりを除去する運動が行われているが、それはなぜか?)地形図の読み取り問題は数を積めば得点源になるので苦手な人は参考書を活用し早いうちに慣れておく必要があります。それからセンター試験の選択肢は論述に使える要素があるので、2次試験で地理を使うという人はノートにまとめておけば後で論述に活用できます。
国別の特産物や工業製品は国名-特産物、国名-工業製品などのように一対一対応の関係で覚えるよりも工業製品だったらその国でその製品を生産している企業の名前を調べたり、特産物ならその国の気候や地形と関連付けて覚えたほうが記憶に残りやすいです。人種の区分などもその国の有名人などと関連付けるのがいいです。時間があればある国について取り上げたTV番組やその国に行ったことがある人のブログを見てみるのも勉強になります。また、地理は現代社会との関連要素が強いので、現代社会の教科書を読むのも地理の勉強になります。それから新聞の社会・経済面に目を通していました。現代の社会問題は何らかの形で地理の勉強とつながっていることが多いので、そういった社会問題に各省庁や企業がどのような取り組みを行っているのかを知っておくと便利です。
例:自動車産業→自動運転車両の開発、都市におけるスマートモビリティーの活用、テレマティクス、クラウドサービスを活かした渋滞緩和システム、新興国での販売拡大
環境問題→日本の森林荒廃、カーボンニュートラル
交通→リニア中央新幹線の開通、トラックドライバーの不足、ビジネスジェットの開発
医療→ビッグデータを活用した健康増進のための製品マーケティング、在宅医療
公的レベルでの病気の予防、先制医療
教育→2018年問題、大手予備校の閉鎖、歴史教育の見直し、国際バカロレアの導入、プログラミングの必修化
モノづくり→3Dプリンターの普及、伝統工芸の衰退
金融→ATMの多機能化
Profile
所属:経済学部2年生
出身地:埼玉県