名大生ボイス

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受験勉強法

2025.01.15

  • 受験勉強法

緊張を味方に!

〇はじめに

20250115h.pngこんにちは!保健学科3年の土方です。いよいよ今週末は共通テストですね。今年受験を控える受験生にとっては、これまでの努力を発揮する最初の大舞台。特に国公立大学を目指している方にとっては、この第1関門を越えることが重要ですね。当日はきっと緊張する場面もあると思います。私も実際、共通テスト前は緊張で食欲がなかったり参考書の内容が頭に入ってこなかったりしました。この記事では、緊張との向き合い方や、当日落ち着いて試験に挑むためにおすすめの方法をご紹介します。

 

〇まず、なぜ緊張するのか

緊張を感じるとき、心臓が早くなったり、手汗をかいたりするのは、自然な体の反応です。自律神経が活発になり、体が「これから大事なことが起こる」と警戒しているから当たり前のことなのです。この状態では、脳が特に集中力を高めるために準備を整えています。適度な緊張は集中力を高めたり、判断力を向上させパフォーマンスが上げたりすることができます。
ただ、緊張が過剰になると、普段通りの力を発揮しにくくなり、頭が真っ白になってしまうこともあります。だからこそ緊張を「無理になくそう」とするのではなく、「適度に保つ」ことが重要となります。

 

〇緊張したらどうする?

緊張を感じたときには、まず初めに「深呼吸」を試してみてください。これはとてもシンプルですが、効果的な方法です。具体的には、4秒かけて鼻から息を吸い、6秒かけて口からゆっくり息を吐き出すことを繰り返します。呼吸に意識を向けることで、心拍数が落ち着き、リラックス効果が得られます。
また、「緊張している自分」を認識し、否定しないことも大切です。私も実際に緊張し、心拍が早くなったり頭が真っ白になったりする時には「私は緊張している、それだけ努力してきたからだ」と考えるようにしています。
加えて「緊張しているからこそ、集中力が高まっているんだ」とポジティブに受け入れることもオススメです。緊張を受け入れ、これまで頑張ってきた自分を信じて挑んでください。
試験直前におすすめしたいのが、「ルーティン」を取り入れることです。例えば、普段と同じ時間に朝食をとる、試験直前に深呼吸を数回行う、軽くストレッチをして肩をほぐすなど、小さなルーティンが安心感をもたらします。私は、試験前は必ず前の席の椅子や床を見つめるというルーティンを設け、模試や定期試験の際に行っていました。勉強を始める前や、過去問を解く前に行い、ルーティンとして確立していくのが良いと思います。

 

〇緊張しても大丈夫

「緊張してしまったらどうしよう」と不安に思う方もいるかもしれませんが、大丈夫です!緊張は、あなたが「本気で頑張りたい」と思っているからこそ生まれるものです。緊張しているということは、それだけこの試験に対して真剣に向き合っている証拠です。
繰り返しになりますが、適度な緊張感は集中力を高め、パフォーマンスを向上させるとも言われています。緊張そのものを「悪いもの」と捉えるのではなく、「今、自分はこの瞬間に全力を注ごうとしているんだ」とポジティブに受け止めましょう。この日のために積み重ねてきた勉強時間や模試の経験が、あなたをしっかり支えています。「ここまでやってきた自分なら大丈夫!」と心の中で繰り返すだけでも、自信が湧いてくるはずです。

 

〇おわりに

受験生の皆さん、共通テストという大舞台を迎える今週、緊張を感じるのは自然なことです。でも、緊張をうまく味方につければ、当日のパフォーマンスを最大限引き出すことができます。深呼吸やルーティンを活用しながら、自分のペースで試験に挑んでくださいね!
そして何よりも、これまで頑張ってきた自分を誇りに思ってください。どんな結果であっても、この努力は必ず未来に繋がります。この記事を読んで、少しでも気持ちが楽になり、自信を持って試験に挑んでもらえたら嬉しいです。心から応援しています!

Profile

所属:医学部保健学科看護学専攻3年生

出身地:愛知県

出身校:愛知高等学校