2025.02.21
入試本番までにできること
はじめに
皆さんこんにちは!文学部1年の石橋です。2月も後半になりましたが依然として寒い日が続いて春が待ち遠しいです。ただ暖かくなると花粉が大量に舞うので悩ましいところです。大学生は絶賛春休み中で僕も実家に帰省してアルバイトに励んでますが日々有意義に過ごす方法を模索してます……。
さて名古屋大学の2次試験まで1週間を切りました。気がつくと共通テストから1ヶ月経っているという事実もさることながら「受験生」として勉強に勤しんだこれまでの日々を振り返ってみて、あっという間だったと思う人もいれば随分長かったと感じる人もいるでしょう。しかし1年前の自分と比べて成長していないという人はまずいないはずです。もちろん本番でこれまで身につけてきた知識が全て問われることはありませんが、毎日コツコツ積み重ねてきた勉強量は自信に直結すると思うのでぜひ皆さんには合格した後の姿だけを想像して本番に臨んで欲しいと思います。今回は残り僅かな期間を無駄にしないために出来ることを伝えたいと思います。
本番までの対策
勉強面での対策ですが、暗記系は直前まで続けた方が思い出すトレーニングになるので良いと思います。ただこの時期からインプットをするのはかえって情報過多になって、これまで覚えてきたものも中途半端になり、焦りの原因になるのでなるべく控えた方が良いです。また英語や国語は毎日長文に触れて時間配分にも意識を向けて取り組みましょう。この2教科は何度も前に戻って読んでしまい時間をロスしやすいので、段落ごとに要旨をまとめる、穴埋め問題ではその場で決まるものだけ解いて次へ進む、などが大事です。
英語では英作文も少なくない配分を占めますが、記述するときは自分が自信を持って使える表現で、簡単な語彙を使うことを心がけましょう。難しい語彙は汎用性も低く語法の面から減点されてしまう恐れもあるので気を付けましょう。
国語や社会科目の記述は予想以上に時間を取られるので、初めは要素ごとにメモ感覚で下書きして字数オーバーになるようにしておくと清書が楽です。僕は日本史選択でしたがとにかく資料も記述量もかなり多かったので、未見のものでも焦らず問題の意図を汲み取るようにすることと、あまり難しく考えず資料から分かることと問われていることを記述するようにしましょう。
理系科目ですが、最後まで解くのではなく最初の問いを確実に得点し半分までは取ろうという気持ちで解答した方が、計算ミスなどで焦った時に切り替えが素早く出来ると思います。
メンタル維持
そして本番までのメンタルの持ちようですが、リラックスできる方法は三者三様なので、普段通りのルーティンを継続することが一番だと思います。受験生は誰しも緊張と不安を持っているはずだから、と僕は入試が終わった後の解放感だけを想像していました。なので皆さんも入試が始まる前から不合格という言葉は考えず、合格した自分を常に意識して欲しいと思います。不安になるのはどうしようもないことですが、それが本番のパフォーマンスに悪い影響を与えるのは確実なので、実力の100%を発揮するためにも、ここは楽観的になってみることも必要だと思います。
また本番の注意点をいくつか話すと、寒さ対策は怠らないようにしましょう。会場は空調が効いていると思いますが、窓側は換気で開いていることもあり得ますので、体調管理だけは過剰なほど気を付けましょう。
休み時間の過ごし方ですが僕は緊張を和らげるため音楽を聴いてました。個人的には本当の直前では目を閉じたり好きな曲を聴いたりしてリラックスするのが良いと思います。そしてほとんどの学部は2日間にわたって試験が行われますが、1日目が終わってからは極力振り返りはしないで、休養と残りの科目に全力を注いで欲しいと思います。全ての科目が終わったらこれまでの自分を十分労ってあげて下さい。
おわりに
今回は直前期の過ごし方でしたが、もうできることはやり尽くしていると思うので、あとはその成果を見せつけるだけです。皆さんが最高のパフォーマンスを発揮して名大生の仲間入りを果たせるよう応援しています!全力で頑張ってきてください!ご精読ありがとうございました!
Profile
所属:文学部1年生
出身地:静岡県
出身校:飛鳥未来きずな高等学校