2025.08.19
模試の活用方法〈完全版!〉①模試への挑み方
高校生のみなさん、こんにちは!
最近、とんでもない暑さが続いていますね。体調に気を付けて、無理のない範囲で部活や勉強を頑張ってくださいね。
さて、今回からは、大学受験をする人なら必ず受けるであろう模試の活用方法についてお話ししようと思います。その中でも、今回は模試前の準備を中心にお話をしていきます。あくまでも、私自身の体験をもとに作成しているものなので、自分なりにアレンジしていってくださいね!
模試受験前に大切なこと
模試当日までにやっておいてほしいことは、下の通りです。この後、それぞれについて詳しく解説していこうと思います。
▶大学選び:「分散投資」的な考えで、判定する志望校を決める
▶目標を決める:志望校合格から逆算して模試での目標を決める
▶具体的な戦略を定める:問題を解くうえでの戦略を決める
大学選び
高校1年生、2年生の皆さんは、まだ第一志望校が決まっていなければ、大学・学部まで決めておきましょう。目標を定めることで、ゴールができ、モチベーション向上につながります。まずは興味のある分野などから探してみると良いと思います。
次に、第一志望校が決まっている皆さんは、「分散投資」的な考えで他の志望校を考えていきましょう。「分散投資」的な考えとは、ざっくり言えば、リスクを考えながら偏りがないように、判定する志望校を考えるということです。
模試では、第9志望まで志望校を書く欄があると思います。その中で、第一志望校以外に、A判定を取ることができる安全校、合格率50%前後であるC判定程度の実力相応校を含めて考えておきましょう。なぜかというと、第一志望と同じくらいのレベルの大学ばかりになってしまうと、自分の立ち位置がわかりづらくなってしまうからです。
このバランスを考えて、志望校を考えられるとよいですね。
目標を決める
次に大切なのは、目標を定めることです。共通テスト模試では目標点数を、記述模試では目標偏差値を定めましょう。
ここで目安となるのが、志望大学のボーダーです。
ボーダーを超えていない人は、まずボーダーを目標にしてみるのがいいと思います。得意科目、苦手科目で偏差値にぶれがある場合は、科目それぞれに合わせた目標を立ててみましょう。人によって違うかと思いますが、私は、目標決めはボーダーを意識するという目的で行っていた部分が大きいので、そこまで厳密に目標を決めていませんでした。
具体的な戦略を決める
科目ごとの目標点数、目標偏差値が決まったら、それを達成するためにどのように解いていくかを具体的に決めていきましょう。どの大問から解いていくのか、時間配分はどうするかなどをしっかりと決めておきましょう。特に、共通テスト模試ではスピード勝負になるため、時間配分はとても大切です。また、模試当日は、何分で解いたかしっかりメモしておくと戦略と比較した振り返りにつなげられるので忘れずにメモしておきましょう。
今回は、模試前にやってほしいことを中心に紹介しました。次からは、模試後にやるべきことについて、共通テスト模試と記述模試に分けて紹介したいと思います。お楽しみに!
Profile
所属:経済学部経営学科3年
出身地:愛知県
出身校:愛知県立豊橋東高等学校