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受験勉強法

2025.09.08

  • 受験勉強法

夏休み明けからの勉強の進め方

 

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はじめに

こんにちは!保健学科4年の土方です。

夏休みが終わり、学校の授業や部活、行事などが再び始まる時期になりましたね。長期休みでまとまった勉強時間を取ってきた人もいれば、思うように進まなかった…と感じている人もいるかもしれません。でも、ここからの秋以降の過ごし方次第で、受験の流れは大きく変えることができます!今回の記事では、夏休み明けの勉強のポイントや心構えを紹介していきます。

 

 

夏休み明けに意識したいこと

夏休みは比較的「自分のペース」で進められる期間でしたが、学校が始まると時間の制約が一気に増えます。授業や模試、文化祭・体育祭などの行事で忙しくなる分、受験勉強との両立が大切になります!

特にこの時期は夏休みで得た学習内容を定着させることが最優先となります。たくさん演習を積んだとしても、理解があやふやなまま次に進むと、秋以降に伸び悩んでしまうことがあります。

 

 

具体的なポイント

1. 主要科目の授業を疎かにしない

意外と学校の授業に集中できていない方も多いのではないでしょうか?夏休みの勉強で進めた内容と学校の授業をリンクさせると効果的に学習することができます。

特に、今の時期の主要科目の授業は受験に直結する内容が多いので、私は授業をしっかり受けて、その日のうちに軽く復習することを意識していました。ノートを見返して、分からないところを確認する習慣をつけると、定期テスト対策にも受験対策にもなります。授業を軽視してしまうと基礎の取りこぼしが出やすいので、受験に向けての勉強に加えて、毎日の授業を復習してみるのがおすすめです。

 

2. 隙間時間の活用

夏休みのように1日中机に向かうのは難しくなり、思うように勉強時間が取れなくなるため、隙間時間の積み重ねが重要です!

例えば、通学時間や休み時間はもちろん、トイレやお風呂の時間も実は有効活用できます。私は、友人と休み時間に問題を出し合ったり、英単語を見ながら休憩をとったりしていました。「休み時間に1問」「お風呂で5分」でも、毎日続けると大きな差になります。机に座って勉強できない時こそ、暗記系の勉強をこまめに取り入れるのがおすすめです。

 

3. 模試や過去問を活かす

夏に過去問を解いたり、模試を受けたりした方もいるのではないでしょうか?模試や過去問などの演習は「実力を測るもの」だけではなく「勉強の指針を立てるためのもの」と考えると活用しやすいです。演習の中でできなかった分野の知識をインプットし直したり、類題を解くことで理解を深めたりできます。

また、過去に解いた模試や過去問を改めて解き直すこともオススメです。

新しい問題に挑むのも大事ですが、模試や過去問など、同じ問題を繰り返すことで知識が本当に定着しているかを確認できます。私自身も、模試の復習ノートを作って弱点をまとめ直したり、直前期に1度解いた問題を何度も解き直したりしていました。模試や過去問演習を一度きりで終わらせず、時間を置いて演習問題として使うと効果的だと思います。

 

4. 生活リズムを整える

学校生活が再開すると、夜更かしや不規則な生活になりがちです。集中力を高めるためにも、睡眠時間を削らずに計画を立てましょう。特に受験直前期に体調を崩さないためにも、今から整えておくのがおすすめです。授業・模試・自習のリズムを意識して、心身を安定させていきましょう。

 

おわりに

夏休みが終わると「時間がない!」と焦ることもあるかもしれませんが、ここからは効率的に勉強を進めることがカギになります。授業や行事と受験勉強を両立しながら、自分に合ったリズムを作っていきましょう!

上で書いたようなポイントを意識すれば、苦手は少しずつ無くなっていくと思います。

秋以降も自信を持って、一歩ずつ進んでいきましょう!

Profile

所属:医学部保健学科看護学専攻4年生

出身地:愛知県

出身校:愛知高等学校