名大生ボイス

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受験勉強法

2026.06.05

  • 受験勉強法

進路に悩む皆さんへ

こんにちは。今回は進路の考え方について、私の経験談を併せてお話ししたいと思います。将来の夢が決まっていても進学先や就職先の選択は必要で、学生のほとんどが進路についてなにかしらの悩みを抱えていると思います。進路についてどういう風に考えていくのか、特に受験生の皆さんに向けてお話しします。

 

 

進路希望=進路ではない

当たり前ですが、進路希望で提出した通りに進学しなければならないわけではありませんし、エントリーした会社に就職しなければならないわけでもありません。

あくまで進路希望は“希望”の調査であり、エントリーは選考の一歩目です。この選択は後から変えることができます。

 

しかし、文理選択、模試の判定のための志望校登録、三者懇談…など各所で進路の選択を迫られるため早く志望校を決めなくては。と思ってしまいますよね。私もそうでした。

そんな高校2年生の時、担任の先生に「今無理に決めちゃわないというのも一つの選択肢だ。」という言葉をかけてもらいました。

 

志望校の同率1位が3校あるなら、そこの順位を今確定する必要はなく、志望校の学部やレベルがバラバラでも良いのです。提出のために一時的に記入するだけで、今はまだ「考え中」という選択肢を取ることができるのです。むしろ、悩んでいるのにこの時期に無理に第1志望を決めることで自分の志望校はここだと思い込んで、視野が狭まってしまう方が良くないそうです。(あまり参考にはしないでほしいですが、私が最終的に志望校を決めたのは3年生の10月ごろでした。)

 

受験生の皆さんは既に何度か志望校を記入したと思います。何度も模試を受けていると、そのたびに志望校を更新するのも大変でついそのまま写してしまうこともあると思います。そこに書かれているのは本当に第1志望か、そう思い込んでいないかもう一度考えてみてください。よく調べてみると違う学科の方が学びたいことに近いなんてこともあるかもしれません。

 

考え中という選択肢をとっても良いとはいえ、もちろん何かしらの進路希望を提出したり、会社にエントリーしたりする必要がありますよね。ではどうやって進路を考えていけばよいのか、次項からお話ししていきます。

 

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軸を決める

明確に志望校が決まっていなくても、“進路の方向性”を決めましょう。

名大を目指したい、情報学を勉強したい、看護師になりたい、名古屋で就職したい…。何でも良いので進路の希望条件を出してみましょう。たくさん希望を出すことができれば、それに該当する候補を吟味して選ぶだけです。

 

やりたいことがないから進路が決められないのだという方も多いと思います。私もこちらのタイプでした。そういう方は逆に、苦手なこと・やりたくないことを省く方向で候補をしぼりましょう。科目だけでなくその後の職業を考えてみても良いです。体力がないから医療系や教職は難しい…。営業は苦手そうだから他の職種に就きやすいように資格を取りたい…。などなど。

 

こうして条件を絞り私の興味は、情報、心理、経済・経営、教育にあることが分かりました。そこから探していくうちに、幅広い分野を対象に取りデータ分析や、シミュレーション解析をする自然情報学科に出会いました。関連専門科目(同学部他学科の科目)として人間・社会情報学科で開講されている心理学系の授業を取ることができ、興味のある教育に関する研究室に入ることもできました。

 

私はいわゆる情報学部というよりも、「自然情報学科」を目指していたので滑り止めは情報学部ではなく、情報分野にも力を入れている大学の経済学部や経営学部を受けました。こういう風に分野を横断して学ぶことのできる学科もあります。ひとくちに〇〇学部といっても大学や学科ごとに全く異なった学習をします。履修モデルやシラバス、カリキュラムを見て受けたいと思う授業のある学部学科を探してみてください。

 

就職活動でも同じです。やりたいこと、やりたくないことを挙げて職種や会社の候補を絞り、給与、年間休日数、月平均残業時間、立地、福利厚生など自分の重視したい項目を決めてエントリーする会社を選びましょう。受験とは違って就職活動においては制限なく複数エントリーすることができます。あまりにも受ける会社が多くなるとその分選考やその準備に負荷がかかるので注意が必要ですが、ここにおいてもすぐ第1希望を決める必要はないのです。インターンシップや選考に進むにつれて志望度の変化もみられます。

最後はなりたい未来をイメージして、それに一番近づけそうな進路を選択しましょう。

 

 

自分のレベルとの比較

受験まであと半年以上あるといっても、E判定ばかりだとやっぱりへこみますよね。自分には手の届かない大学なのではないかと思うこともあります。しかし、今の時点でその大学をあきらめる必要はありません。E判定でも、模試の判定をよく見てみると、意外と同じくらいの点数の学生がたくさんいます。そもそも同じ志望校を選択している学生のうち6割は必ずE判定です。

 

実は、名大に合格した私も模試でA判定を取ったことは一度もありません。すごく調子が良かった時に一回だけB判定を取ったくらいです。逆に、今の段階でA判定が取れているところは自分のレベルより低いと言われることもあります。出願時にはレベルを考慮して選択する必要がありますが、今はまだ模試の判定に固執して悩まなくても大丈夫です。それよりも出願時に諦めずにすむように、今はとにかく勉強に励みましょう。

 

さいごに

志望校や就職先の決定は、後戻りができない感じがして少し怖いものにも感じると思います。ですが、情報学部に進んだからといって情報系の職業にしか就けないわけではありませんし、就職先についても生涯そこで働かなくてはいけないわけでもありません。あまり重く考えすぎず、自分が一番楽しめそうな進路を選ぶのがよいのではないかと思います。

 

悩んで悩んでどうしても決められないのなら私のように分野横断の学科を選び、将来の選択肢の幅を広く残しておくのも手だと思います。

たくさん調べて、考えて自分に合った進路を決めていきましょう。この記事が皆さんの進路選択の手掛かりになれば嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。

Profile

所属:情報学部自然情報学科4年

出身地:三重県