名大生ボイス

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受験勉強法

2026.09.28

  • 受験勉強法

受験生のみなさんへ ~押さえておきたい勉強法と心構え~

受験生のみなさん、こんにちは。夏休みが終わり、今は文化祭の時期でしょうか。そして文化祭が終わると、授業は段々と演習にシフトしていき、大学入試に備える高校が多いと思います。そのため、大学入試を目指す受験生にとって、この秋は節目になります。

 

とは言っても複数の教科・科目を同時進行で対策する必要があり、「今自分は何をすべきなのか」「勉強しているのに点数が伸びない」と不安を感じる人も少なくありません。

 

ここでは、受験本番に向けて受験生が意識したいポイントを、学習面と生活・精神面の両方から紹介します。

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【学習面】

まずは「今の自分」を知ることから

受験勉強を進めるうえで、最初に取り組みたいのが現状分析です。これは模試ごとに毎回行うことをおすすめします。「数学が苦手」「英語が得意」といった感覚だけではなく、実際の模試や過去の問題などを使って、自分がどの分野で得点できていて、どこで失点しているのかを確認しましょう。

 

たとえば、数学で点数が取れなかったとしても、その原因が「公式を覚えていない」ことなのか、「問題の条件を読み取れていない」ことなのか、「時間が足りなかった」ことなのかによって、必要な対策は変わります。英語でも同様です。単語や文法の知識が不足しているのか、長文を読むスピードに課題があるのか、設問の読み違いが多いのかを確認することが大切です。

 

間違えた問題をそのままにせず、「なぜ間違えたのか」まで分析する習慣をつけましょう。

 

 

勉強の優先順位を決めよう

受験勉強では、「まだ覚えていないことがある」「苦手分野が残っている」と不安になるものです。しかし、受験直前まで勉強することになる以上、すべての分野を完全に仕上げて本番を迎えるのは簡単ではありませんし、実際に完璧にして受験に臨んだという話は聞いたことがありません。

 

そこで大切なのが、優先順位をつけることです。優先順位をつけ、「優先順位の高いものから着実にクリアしていく」ということを意識してください。まずは、現在の得点状況や志望校の入試科目・配点などを確認し、自分にとって重要な科目・分野を整理しましょう。先ほど述べた現状分析も利用すると効果的です。

 

苦手だからといって、毎日苦手科目だけを勉強する必要はありません。むしろ、得意科目の力を維持しながら、苦手分野を少しずつ改善するというバランスが大切です。

 

では、優先順位を決めた分野を勉強するとき、何を大切にすればいいのでしょうか。そこで意識したいのが「基礎」です。

 

 

基礎を最後まで大切にする

受験が近づいてくるこの時期は、「もっと難しい問題を解かなければ」と焦ることがあります。しかし、難問ばかりに取り組むことが、必ずしも得点アップにつながるわけではありません。まずは教科書レベルの知識や基本事項を確実に身につけることが土台になります。

 

英語なら単語・熟語・文法、数学なら公式や基本的な解法、国語なら語彙や文章の読み方、理科・地歴公民なら基本用語や現象・制度の理解など、自分の弱点を一つずつ埋めていきましょう。

 

特に注意したいのは、「一度勉強したから大丈夫」と思い込まないことです。

 

覚えたつもりの知識でも、時間を置くと大抵は忘れてしまいます。これは人間の性質上しょうがないことです。問題演習で知識を使い、間違えた部分をできるようになるまで繰り返し復習する。このサイクルを繰り返すことで、知識が徐々に定着していきます。

 

次は実際に問題を解いてみます。ただし、演習は「解いて終わり」ではありません。

 

 

演習は「解いた後」が重要

演習する機会が増えますが、「解いて答え合わせをして理解する」だけでは勿体ないです。むしろ大切なのは、解き終わった後です。

 

間違えた問題についてはもちろん、正解した問題についても「自信を持って答えられたのか」「たまたま正解しただけではないか」を確認してみましょう。

 

復習するときには、

  • 知識が不足していた
  • 問題文を読み違えた
  • 計算・処理を間違えた
  • 時間が足りなかった
  • 解法は分かっていたが焦ってしまった

 

など、原因を具体的に分類してみると、自分の課題が見えやすくなります。これは最初に述べた自己分析と重複しますが、とても重要なことです。

 

そして、同じタイプの問題が出たときに正解できるようになるまで復習することが重要です。「問題を解く→原因を分析する→復習する→時間をおいてもう一度解く」という流れを習慣にしましょう。

 

 

【生活・精神面】

睡眠と生活リズムも受験対策

勉強時間を増やそうとして、睡眠時間を削ってしまう受験生もいるかもしれません。しかし、長時間机に向かうことだけが受験勉強ではありません。

 

集中して学習するためにも、生活リズムを整えることを意識しましょう。特に試験本番は朝から始まるため、夜型の生活を続けている場合は、少しずつ朝型に近づけていくことも一つの方法です。

 

また、休憩を適切に取ることも大切です。集中力が落ちた状態で何時間も勉強を続けるよりも、一定時間ごとに休憩を挟み、気持ちを切り替えて学習したほうが効率的だと思います。食事や睡眠など、普段の生活そのものも受験を支える重要な要素です。

 

 

不安になったときこそ、やることを具体的にする

受験が近づくほど、「このままで大丈夫なのだろうか」「本番で失敗したらどうしよう」と不安になることがあります。不安になることは、決して特別なことではありません。

 

そんなときは、漠然とした不安を抱え続けるのではなく、「今日やること」を具体的に書き出してみましょう。「英語を頑張る」ではなく、「英単語を100語復習する」「長文を1題解いて復習する」といった具合です。

 

やるべきことを細かく分ければ、今何をすればよいのかが明確になります。一日一日の積み重ねは小さく見えても、本番まで続けば大きな力になります。

 

 

最後に

受験勉強では、努力しているのになかなか模試の成績が上がらない時期があります。しかし、模試の結果は、その時点での学習状況を示す一つの材料にすぎません。結果を見て落ち込むのではなく、「どこを改善すれば次につながるのか」を考えるために活用しましょう。

 

特に、間違えた問題には今後の得点アップにつながるヒントが隠れています。できなかった問題を一つずつできるようにする。覚えていなかった知識を覚える。時間が足りなかった原因を見つける。そうした地道な改善を積み重ねることが、本番で力を発揮するための準備になります。

 

今からできることは、決して特別なものばかりではありません。基礎を確認する。問題を解く。間違いを分析する。復習する。そして、毎日の生活リズムを整える。一つ一つは地道な作業ですが、それらが本番での「あと1問」を支える力になります。

 

受験勉強では、周囲の人と自分を比べて焦ることもあるでしょう。しかし、必要なのは他の誰かと同じ勉強をすることではありません。今の自分に必要な課題を見つけ、それを一つずつ解決していくことです。受験本番までの時間を大切にしながら、今日できることに集中していきましょう。

 

本番の日に「これだけやってきた」と思えるように、残された一日一日を大切にしてください。最後までお読みいただきありがとうございました。

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Profile

所属:情報学部 自然情報学科 4年

出身地:岐阜県