大学の概要/学部・研究科

サイン計画の基本方針

1.趣旨

名古屋大学(以下「本学」という。)がさらなる国際化へ対応し、地域に開かれた大学となるように、また、高齢者及び障がい者を始め、あらゆる人にわかりやすく、利用しやすいキャンパスとするため、本学におけるサインのデザインの共通化に関する計画(以下「サイン計画」という。)の基本となる方針を定める。

 

2.基本方針

一 基本方針1 明確でわかりやすい階層的システム

    • 明快な誘導システムの構築
      本学への来訪者を円滑に誘導するため、表示内容に明確な階層性を持たせ、適切な位置に適切な情報を表すサインを配置する明快な誘導システムとする。
    • デザインガイドラインの策定
      キャンパス全体でのサインシステムの一貫性を保つため、屋内外のサインに使用する文字、色彩、寸法、素材、形態、仕上等に係るデザインのガイドラインを策定する。
    • 各種情報との統一化
      様々なメディアとの整合を図り、インターネット上、特にホームページ上における電子情報との統一を図る。

二 基本方針2 多様な来訪者・利用者を受け入れるユニバーサルデザイン

    • アクセシビリティの向上
      キャンパスを訪れる人々にとって理解しやすく、アクセスしやすいサイン計画とする。
    • 国際化への対応
      サインの表示文字には、日本語及び英語を必ず併用し、国際基準に基づいたピクトグラムを使用する等、国際化に対応したデザインとする。
    • ユニバーサルデザインの使用
      障がい者に配慮した高さ、弱視・色弱の方にも見やすい色彩等、だれにでも利用を可能とするデザインとしてユニバーサルデザインの使用を推進する。
    • 安全性への配慮
      不特定多数の人が集まる講義室等の災害時等における避難ルートの表記等、安全性に配慮したサイン計画とする。

三 基本方針3 本学のアイデンティティを表出する調和のとれたデザイン

    • アイデンティティの表出
      本学のUIカラーであるNUグリーンを基調色とした「名大マーク」をデザイン内に明示し、本学のアイデンティティを表出するデザインを目指す。
    • 環境との調和
      キャンパス内における環境の特徴を活かし、環境との調和を図るため、文字又は図面によるサインは、必要最小限に留める。
    • 優れた更新性
      長期にわたり継続可能なサインシステムとして、新設、更新、維持、撤去等に関するサイン計画の運用方針を策定し、更新性に優れたデザインとする。

 

 

名古屋大学キャンパス・サインマニュアルは下記アドレスよりご覧いただけます。
URL http://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/upload_images/nusign2012.pdf