長期履修学生制度
1.制度
長期履修学生制度は、職業を有している等の事情により時間的制約があり、標準修業年限での修了が困難な学⽣に対し、標準修業年限を超えて⼀定の期間にわたり計画的に教育課程を履修し、学位取得することを認める制度です。
この制度により在学する正規学⽣を⻑期履修学⽣といいます。経済的負担を抑えつつ、修学期間を延⻑できるので、仕事等との両⽴を図りながら修了を⽬指すことができます。
長期履修が許可されれば、標準修業年限(博士前期課程2年、博士後期課程3年)において支払う授業料の総額を、長期履修を認められた期間(年数)で学期毎に均分して支払うことになります。
名古屋大学大学院では、一部の研究科において、長期履修学生制度を実施しています。
研究科ごとに申請資格等の運用が異なる場合があります。詳細は実施研究科の教務担当部署にお問い合わせください。
2.対象となる学生
長期履修を申請できる者は、制度を実施している研究科の入学予定者及び在籍者のうち、次の各号のいずれかに該当し、修学に相当な制限を受ける者となります。最終年次に在籍する者は申請できません。
(1) 職業を有している者
(2) 育児又は親族の介護を行う必要がある者
(3) 視覚障害、聴覚障害、肢体不自由その他の障害を有している者
※次の学⽣は適用対象外となります。
・最終年次に在籍する者 ・標準修業年限1年以上2年未満の者
・外国⼈留学⽣(在留資格が留学の者) ・⾮正規学⽣(研究生等)
※研究科によってはさらに申請資格を限定している場合があります。
3.諸規定等
制度については、名古屋大学大学院通則、名古屋大学における長期履修に関する取扱要項、研究科規程等において定められています。
名古屋大学大学院通則(抜粋)
名古屋大学における長期履修に関する取扱要項
研究科規程(東海国立大学機構規則集)
4.手続き(申請書類・申請時期・提出場所等)
制度を実施している研究科の教務担当部署にお問い合わせください。
5.Q&A
名古屋大学長期履修学生制度に関するQ&A