はじめに
みなさん、お久しぶりです。名古屋大学工学部3年生の小林です。大学生のみなさん!ついに待ちに待った夏休みが来ましたね。一年生のみなさんは2ヶ月もある長い夏休みをどのように過ごすか決まっていますか?夏休みは長いですが、実はあっという間に過ぎ去ってしまうものです。この記事でオススメの過ごし方を紹介するので、挑戦したいものがあれば、ぜひ参考にしてみてください!
① アルバイトをする
夏休みは長いので、新しいアルバイトを始める絶好のチャンスです。夏休みに旅行や遊びに行きたいけどお金がない…という人も少なくないと思うので、まずはアルバイトで資金を稼ぐのが良いと思います。また、アルバイトでの社会経験が将来の就職活動に役立ったり、新しいコミュニティで友人が出来て交流が生まれたりするのも利点です。アルバイトの選び方については以前に書いた私の記事を参考にしてみてください。
酷暑が続き外出してバイトをしたくない……という人は、在宅バイトはどうでしょうか。オンラインプラットフォームを活用すれば、自宅でできるリモートワークのアルバイトもあります。クラウドソーシングサイトで記事執筆や翻訳、デザインといった多様な仕事が見つかります。自分のペースで好きな場所で仕事が出来るというメリットがあります。
また、せっかくの夏休みなので、旅行とアルバイトを兼ねることのできるリゾートバイトはいかがでしょうか?観光地にあるホテル、旅館、カフェ、飲食店、テーマパークなどで、数週間住み込みで働くのも楽しい経験になると思います!お金も貯めつつ、楽しい経験ができるのでとてもオススメです!!
② 旅行をする!
やはり長期休みの醍醐味といえば旅行ですよね!友達や家族と一緒に旅行の予定を立ててみましょう。国内なら北海道の美しい自然や沖縄のビーチなどの観光地が、非日常性を感じることができてオススメです。私も去年の夏休みに、友人と一緒に北海道と沖縄を訪れました。今まで行ったことがない場所にいき、郷土料理を食べたのはとてもいい思い出になりましたし、友人と宿で共に過ごすのも大学生の醍醐味だと思いました。社会人になると長期休暇はなかなか取れないので、大学生のうちに一度は旅行を経験しておくことをおすすめします。また国内に限らず海外旅行もオススメです。アジア近隣諸国(韓国、台湾、タイなど)やヨーロッパの都市巡り(パリ、ロンドン、ローマなど)も魅力的です。予算を抑えた海外旅行をしたいならアジア近隣諸国がオススメで、北海道や沖縄とそれほど変わらない金額で行くことが出来ます。この夏に、ぜひとも行ってみたい場所を訪れてみてくださいね。
③ 趣味に没頭!
普段の大学生活は課題やテスト、アルバイトで忙しいですよね。読んでみたかった本を読む、絵を描いてみる、楽器を演奏するなど、自分の好きなことに没頭するという時間の使い方も素晴らしいと思います。そこまでの趣味がないという人や、新しく何かを始めたいという人は、今までとは違う趣味を見つけるのも楽しいはずです。図書館で初学者向けの本を借りて始めるのも良いですし、今はオンラインで様々な情報を手に入れられるので、動画配信サービスでチュートリアルを見て学ぶのも良い方法です。本を読みたいと思った人は、近くにある書店を訪れて店内をぶらっとすると、目に留まる本が見つかるかもしれません。最近人気の趣味としては、DIYクラフトや写真撮影、ヨガなどのフィットネスなどがあるようです。何かしら自分の趣味を見つけ、それに没頭するのも良い時間の過ごし方になるのではないでしょうか。
④ 専門分野以外の勉強や資格取得
夏休みを利用して、自分の専門分野以外の知識を深めるのも良いと思います。例えば、プログラミング、デザインなどのオンラインコースを受講すれば、自宅にいながら新しいスキルを身につけることができます。こういった技術は将来の就活に役立つので、習得していて損はないです。特に、PythonやJavaScriptなどのプログラミング言語、PhotoshopやIllustratorといったデザインツールの学習が最近は人気なようです。
また、資格取得にも挑戦してみるのもオススメです。私も夏休みを利用して資格を取得しました。TOEICやTOEFLなどの語学系の資格は、就活だけでなく留学にも有利に働くので、一度良いスコアを取っておくと役に立ちます。他には、ITパスポートや基本情報技術者などの資格は就活にも役に立ちますし、自身の知識を増強するものなので、興味がある人は夏休みに取り組んでみると良いと思います。頑張って勉強して合格した時の達成感は素晴らしいですし、合否に限らず資格の勉強をすることで知識を増やすことができ、今後の生活やふとした時にプラスに働くことがあるはずです。ぜひ楽しんで勉強しましょう!
⑤ 前期までの授業の復習
前項では大学での専門分野以外の勉強についてお伝えしましたが、大学での勉強についても復習することは大切です。一般教養と専門科目のうち、一般教養については基本的にその一科目で完結しているため、来期に続くことはあまりありません。ところが専門科目は、その続きの授業が来期にもあることが多いです。例えば、有機化学1の後には有機化学2が存在し、有機化学3、有機化学4……と1年生から3年生まで続いていきます。有機化学1の段階で理解度が中途半端だと、次の授業が始まった時に非常に苦労します。私も大学一年生の時に、夏休みが嬉しすぎて勉強をせずに遊びまくり、授業内容を結構忘れていて後期の初めに苦労した経験があります……。今すぐに勉強する必要はないですが、夏休みの最終週に前期の範囲をサラッと見直しておくと、スムーズに授業を理解できると思います。
⑥ ボランティア活動に参加する
子供たちとの交流や高齢者支援など、さまざまな形で社会を支援するボランティア活動が存在しています。普段は大学生活が忙しく参加する暇はないかもしれませんが、時間が膨大にある夏休みにはこういったことに挑戦するのも選択肢の一つではないでしょうか。コミュニティに貢献することで自分自身の成長になり、就活の際にアピールポイントにも繋がります。地域清掃活動、子供たちの学習支援、福祉施設でのボランティアなど様々なものがあるので、近くの公共施設でどのようなイベントがあるか確認してみましょう。
⑦ インターンシップに参加
インターンは就活だけでなく、スキルアップや成長の場としてもとても貴重です。3、4年生が対象だと考えがちですが、1、2年生の頃から参加できるものもあるので、興味がある人は応募してみてください。実際の職場で働くことで、自分の適性や興味を確認できますし、就職活動の際には大きなアピールポイントになります。就職情報サイトを確認すると、企業が提供するインターンシッププログラムが豊富に掲載されているので、簡単に見つかります。まだ、応募が終了していないインターンもあるので、興味がある人はぜひ挑戦してみてください!
⑧ 健康的な生活習慣を見直す
夏休みと聞くと怠惰になり、遅寝遅起きをして生活サイクルが崩れ、昼夜逆転するイメージがありますが、逆に、時間を上手く使えば生活リズムを正しい状態で保つことも出来ます。運動習慣がない人は夏休みから運動を始めたり、食生活の乱れを改善してバランスの取れた食事を心がけたりすることで、体調を整えることができます。毎朝ジョギングをする、ジムに通う、ヨガを始めるなどの少しの運動習慣から始めることがオススメです。アプリを活用すると健康管理をより簡単に行うことができるので、前期の最後のテスト週間で徹夜続きになり、生活リズムが崩れてしまっている人は、夏休みで体調を整えてリズムを直しておきましょう。
⑨ 運転免許を取得する
運転免許があると、将来の就職活動や日常生活で役立つことが多いです。単に移動の手段だけでなく、旅行をする際の幅も広がりますし、休日にドライブをするのも楽しいです。夏休みなら免許合宿を利用すると、旅行気分で運転免許取得ができます!あえて北海道の免許合宿に申し込めば、北海道に行きながら免許を取ることができ、免許取得後に観光をしてから帰ってくることも出来ます。
⑩ 地元に帰る
一人暮らしをしている方々はぜひとも、この夏休みに実家へ帰省してみてください。いつもはネット越しでしか話せない家族と、面と向かって団欒する時間は長期休暇でしか作れないと思います。実家で家族と過ごす安心感によって、一人暮らしの疲れが取れるはずです。
まとめ
いかがでしたか?この記事の中で、参考にしたい夏休みの過ごし方は見つかりましたか?繰り返しになりますが、大学生の皆さんにとって、夏休みはとても長く自由な期間だと思います。自分の時間を大切に過ごすことはもちろんのこと、様々な体験を通して大きく成長できるチャンスです。ぜひ、自分にあった過ごし方を見つけて、有意義な夏休みを過ごしてくださいね!
Profile
所属:工学部化学生命工学科3年生
出身地:愛知県
出身校:愛知県立岡崎高等学校