名大生ボイス

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イベント

2019.08.07

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2019年度OpenCampusに参加しました!

みなさんこんにちは!工学部 機械・航空宇宙工学科2年生の松高亜樹です。今回は、8月7〜9日に行われたオープンキャンパスについて執筆します。とは言っても、名大のオープンキャンパスは大規模なため、私も全てを把握しておりません......。そこで、オープンキャンパスの数ある企画のうち、学生企画についてお伝えしようと思います。参加者の目線とスタッフの目線のそれぞれで執筆していくので、ぜひ最後までご覧ください。

 

そもそも学生企画って?

オープンキャンパスの企画は、大きく分けて、名古屋大学が企画をしているものと、私たち名大生が企画している学生企画の2つに分かれています。この学生企画の最大の強みは名大生の視点から、未来の名大生に物事を伝えることができるところです。その長所を最大限に活かした「キャンパスツアー」、「クイズラリー」、「道案内」、「対談」の4つの企画が行われました。これらの企画はどれも予約不要なので、当日はたくさんの高校生に参加していただきました。これから、それらの4つについて解説していきます。

 

準備期間はいつから?

名大生協学生委員で話があがったのは今年の3月頃からで、そこから準備を始めました。(オープンキャンパスの統括はもっと前から動いていたかもしれませんが、自分の耳に入ったのはこの頃からです。)各企画で何をゴールとするか、それを達成するための指針はどうするかなど、かなり綿密に準備を行いました。

 

キャンパスツアー

参加者目線

この企画では、現役名大生が参加者の方々をツアー形式で東山キャンパス内を案内しました。「北部ルート」と「南部ルート」に分かれており、これらのルートはどちらも私たち名大生が日常生活でよく利用する道を採用しています。したがって、来場者の方は名大生の日常の雰囲気を身をもって感じることができます。

 

スタッフ目線

普段自分が使っている道を案内するので、自身が経験した生の声を届けることができます。例えば、自分ならフォレスト(食堂)の前でこのような解説をします。

「この建物は理学部、農学部の学生が主に使用する建物です。まわりには木がたくさん植えてあるので、その眺めを見るために窓際の1人席に座っている光景をよく見かけます。それは窓からの景色が綺麗なことが理由なのか、1人でご飯を食べることが多いのかはわからないですけど......。」といった具合です。学生として食堂を利用しないと出てこない言葉ですよね。このように、自分の実体験を交えてお話しすることで、学生ならではの情報を提供することができます。

 

クイズラリー

参加者目線

まず、豊田講堂の受付で配布している問題冊子を受け取ります。この問題冊子は「理農ルート」、「工学部ルート」、「文系ルート」の3種類用意されており、自分の興味のあるルートを選択することができます。これらの冊子をもらったら、キャンパス内各地のチェックポイントまで行き、学部学科にまつわるクイズを解いて、次のチェックポイントへ進んでいきます。チェックポイントのクイズを全て解き終わると、豊田講堂で解答冊子を受け取ることができます。

この解答冊子には、3つのルートの解答に加え、学部学科の主要な施設に関する情報も記載されているので、受験校を選ぶときの助けになること間違いなしです!

 

スタッフ目線

この企画に関して当日、スタッフが活動するということはなかったのですが、当日、クイズラリーに参加している受験生の方の声を耳にすると、

「名大を回りながら、情報集めができるなんて効率が良くない?」、「解答冊子はお店で売ってるくらいの質じゃない?」などと聞こえてきたので、この企画に携わって良かったと感じました。

 

道案内

参加者目線

東山キャンパスは東京ドーム14個分の広さと言われています。この広いキャンパス内を来場者が歩き回り、目的の場所までたどり着くのは至難の技です。そこで、キャンパス内に12ヶ所設置されたパラソルで、目的地までの道をはじめとする、オープンキャンパスにまつわることを聞くことができました。そのパラソルの中には、配布用のうちわや食堂について解説したパンフレットを備え、熱中症の初期症状を緩和するための瞬間冷却材も用意してありました。このような企画のおかげで、キャンパスに詳しくない参加者も、オープンキャンパスを最大限に活用することができるようになりました。

 

スタッフ目線

パラソルの中には学生スタッフが2人入っていました。そこでスタッフ同士の交流ができ、普段は話さないけど、よく同じ授業で見かけるような人とも話す貴重な機会になりました。 

 

対談

参加者目線

この企画では、現役名大生と高校生がお話しすることができます。この企画のいいところは現役名大生の生の声を聞くことができるという点です。学部企画などの企画は名大のことを名大の外に向けて話していますが、実際に名大に通っている学生から話を聞くことができるので、より身近に名大を感じることができます。

 

スタッフ目線

自分の体験をそのまま来場者の方に伝えることでここまで喜ばれる機会は早々ありません。来場者の方は名大生のお話が聞きたくて対談に申し込んでいるので、名大生のスタッフが話すことの1つ1つは来場者にとって需要のある情報となります。この企画のスタッフ満足度はかなり高いと思われ、自分が去年参加したときは、話しすぎて最長で1人の来場者に90分ほどお話してしまいました。(そのせいか、今年は話す時間の目安が設定されました笑。)

 

終わりに

以上が今年のオープンキャンパスの4つの学生企画の紹介でした。オープンキャンパスに来られなかったみなさんも、この記事を見て少しでも興味を持ったら、ぜひ、来年いらしてください!また、この記事を見てオープンキャンパスのスタッフとして参加したくなった名大生の方も、来年のスタッフの募集が始まったら(例年は、5月末から6月頭にかけて募集が始まります)、積極的に応募してください。素晴らしい経験ができることを約束します。

Profile

所属:工学部機械・航空宇宙工学科2年生

出身地:三重県

出身校:三重県立四日市南高等学校