名大生ボイス

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2023.06.21

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第64回名大祭に行ってきました!

みなさん、こんにちは。名古屋大学工学部2年生の小林です。先日、行われた第64回名大祭に参加してきたので、今回の記事ではその感想と、どんなイベントが開催されていたかなどについて書いていこうと思います。

 

はじめに、名大祭とは?

名大祭とは名古屋大学における学園祭です!基本的に、毎年6月に開催されており、今年度は6月8日(木)から6月11日(日)までの4日間行われていました。鶴舞キャンパスや大幸キャンパスでは企画はなく、東山キャンパスを舞台として様々なイベントが催されていました。毎年、名大祭にはテーマが存在するのですが、今年のテーマは「あまつかぜ」で、天高く吹く天津風のように、自由で活気のある名大祭にしたいという想いが込められているようです(名大祭公式ホームページより)。過去4年間は新型コロナウイルスなどの影響によって入場制限や出し物の規模が縮小されていましたが、なんと今年は完全撤廃され文字通り完全復活となりました。それでは、名大祭1日目から4日目までどのような流れで私が参加していたのかを、時系列順に述べていきたいと思います。

 

名大祭1日目

残念ながら1日目は予定が合わず私はほんの少ししか参加することが出来ませんでした。しかし、1日目から豊田講堂前の特設ステージでオープニング企画があったり、折り紙を折った数で世界記録を目指す企画があったり、軽音系サークルのライブがあったりと血気盛んな企画が目白押しでした。オープニング企画では豪華景品が当たるビンゴもあり、参加した友達の話を聞くところによると、非常に盛り上がっていたようでした。来年こそは私も名大祭1日目のオープニング企画から参加したい!と思いました。

 

名大祭2日目

2日目からは私も本格的の参加することが出来ました!また、イベントの量も2日目から劇的に増えます。まず私は友達とキャンパスラリーに挑戦しました。キャンパスラリーは1日目から4日目まで常設されており、いつでも誰でも参加可能になっています。去年の名大祭でも似たようなキャンパスラリーをした記憶があるので、毎年恒例なのかもしれません。今年のキャンパスラリーは「爆弾探しの試練」という題目で、東山キャンパスの各所を巡りながら謎解きをするというものでした。謎の難易度も二種類存在しており、私は難しい方に挑戦したのですが、かなり歯ごたえのある謎ばかりでした。謎解きにそこそこ強い友人と一緒でもかなり悩まされたものもあったため、とても楽しむことが出来ました。キャンパスラリーの他には有志企画の軽音サークル系のライブに行ってみたり、私は軽音サークルに所属しているので、そこで演奏をしたりしました。

2日目の夜には盆踊り企画がありました。盆踊りが復活するのはなんと4年ぶりとのことです。私は去年しか名大祭に参加したことがなかったので、初の盆踊りでしたがとっても楽しかったです。豊田講堂前の特設ステージ周辺で行われていましたが、かなり沢山の人が集まっており年齢層も広く、老若男女がやぐらを囲って踊っていました。やぐらの上では浦島太郎をテーマにした寸劇が行われながらイベントが進行していき、盆踊りの最後には抽選会と花火もありました。残念ながら抽選が当たることはありませんでしたが、夜に豊田講堂前で見る花火は非日常感がありとても趣深かったです。まだ6月なのに、花火を見て急に夏の到来を感じました。

 

名大祭3日目

3日目も朝から晩まで名大祭をエンジョイしました!朝一から特設ステージにアカペラライブを見にいきました。とても完成度の高く、まとまりのある演奏で感動させられました。屋内ではなく野外ステージなのに迫力満点で、歌声に覇気があり強く心を揺さぶられました。その後は他の軽音サークルのライブを巡ったりしつつ、模擬店も訪れました。模擬店は3日目、4日目に中央図書館の横のグリーンベルトで開催されており、五平餅やかき氷、たこ焼き、たませんなどの料理を購入することが出来ました。去年は新型コロナウイルス対策で、事前予約をしていない人は模擬店での購入ができない制限があり、私は予約を忘れて模擬店に行けずとても悲しい思いをしました。今年は予約なしで自由に購入できるようになっており、無事にリベンジすることが出来て非常に嬉しかったです。葛餅アイスバーとチュロスを購入して食べました!こういうイベントの時に屋台で食べる料理は特別感があってとても幸せな気持ちになります。その後は、有志企画の謎解きをしに行きました。名大謎解きサークルリデルタの「“謎”学部入学試験」を受けに行きましたが、とても面白かったです。去年もリデルタは名大祭にて謎解きの企画をしていたのですが、今年の方が圧倒的に難易度が上がっていたと思いました。サークルの方も「難易度調節をミスってしまって難しくなりすぎた」とおっしゃっていたので、今年の謎解きはとてもハードだったと思います。私たちのチームも半分くらいしか解き切ることが出来ず、”謎”学部入学試験には不合格となってしまいましたが、とても楽しめました!他には、映画研究会の自作映画を見たり、自身が所属しているアカペラサークルでライブをしたりして、3日目を楽しみ切って終了しました。

 

名大祭4日目

名大祭4日目にも注目のイベントが残っています!私が今年の名大祭で一番楽しみにしていた学術講演会が4日目にはありました。今年の講演者はヨビノリたくみさんという、先日YouTubeのチャンネル登録者数が100万人を超えた有名人で、大学の授業内容を非常にわかりやすく楽しく解説する動画を上げている方です。彼の学術講演「そして塵も山になった〜統計物理学への招待〜」は非常に勉強になり、興味深い内容でした。統計物理学という難解で、一般の方には馴染みがない学問についても面白く、かつわかりやすく解説しており、流石の腕前に感心しました。解説の最中などにボケを挟むところがいくつかありましたが、ボケの切れ味もとても良く、何度か思わず声を出して笑ってしまいました。また、質問をすることが出来る時間もとっていただけたので、普段は動画越しでしか見ることができない人に質問をして相互にコミュニケーションがとることができる場に嬉しくなりました。私は少し恥ずかしく質問できませんでしたが……。

20230621_kobayashi.jpeg学術講演を満喫した後は、3日目同様に模擬店で軽食を取って、地理学研究会の展示にお邪魔して、昔の愛知県のパズルなどをさせていただきました。そして、4日目の最後にはビッグイベントの後夜祭がありました!あいにく、4日目は雨が降っていたので特設ステージではなく、豊田講堂内アトリウム・シンポジオンでの実施でしたが沢山の人が集まっていて大賑わいでした。クイズや抽選などの企画でとても盛り上がることが出来ました。私は景品を手に入れることができませんでしたが、友人が企画で勝利して景品を受け取っていました。後夜祭後半では、特設ステージで「演舞『火舞』」が行われ、ファイヤートーチというパフォーマンスを見ることが出来ました。日が暮れ、薄暗い特設ステージ上で、燃えたぎるトーチを持って踊っている様子はとても感動的でした。4日間の名大祭の最後にふさわしい感動的なラストだったと思います。

 

おわりに

今回は私が実際に回ってきた名大祭の内容と感想をお届けしました。名大祭が非常に魅力的で楽しいイベントだったことが少しでも伝わっていたら幸いです。今年名大祭に行けなかった人や、名大祭を楽しみきれなかったなと思った人は、この記事を参考にしながら来年リベンジしてみてください!おそらく来年も似たようなイベントがあると思うので、この記事を見て興味を持ったイベントには是非とも足を運んでほしいと思います。また、名大祭では有志企画を募集していますし、サークルを通して名大祭で発表をすることもできます。さらに、名大祭実行委員になれば名大祭の運営にも直接関わることだって出来ます。名大祭に興味を持っていただけた方は、名大祭を作る側に回って支えるということにも挑戦してみるのも良いと思います。拙い文章ではございますが、最後までお読みいただきありがとうございました。

Profile

所属:工学部化学生命工学科2年生

出身地:愛知県

出身校:愛知県立岡崎高等学校