名大生ボイス

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2023.02.14

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OBOG・若手社員交流会に参加してきました

はじめに

みなさん、こんにちは。名古屋大学工学部1年生の小林です。お久しぶりです。先日、2/9(木)開催のOBOG・若手社員交流会に参加してきましたので、今回の記事でイベントを通して得られた知見やその時の感想などをお伝えしていきたいと思います。

 

イベントの概要

20230214_kobayashi.jpegまず、こんなイベントがあったことに気づかなかった!という方のためにもイベント概要について触れたいと思います。OBOG・若手社員交流会は名古屋大学キャリアサポートセンターが開催していたイベントで、80名の名大OBOG含む120名の若手社員が78社の企業から集まっていただき、oViceというサービスを通してオンラインで交流することが出来ました。名大のOBOGの方々がほとんどの空間なのでとても親身にしてくださり、親しみやすく身近な感覚で就職活動について学ぶことが出来ました。また、就職から間もない若手社員に就活の質問ができ、最新の貴重な就職活動の情報を得ることができるというのもイベントの魅了でした。

 

ミニパネルディスカッション

以下では実際の交流会の流れに沿って体験をお伝えしていきたいと思います。まず、会の一番初めにはミニパネルディスカッションが行われました。ここでは、全企業・全参加者が3つに分かれてから、各企業についての紹介がなされました。各企業の代表的な商品・サービスや企業の自慢できるところ、入社してから気づいた会社の良い点、就職活動の際にどんなことをするべきなのかという三つの観点について、各企業が順々に参加者に対して3分程度で紹介してくださいました。1年生で、正直まだ就活について取り組み始めていなかった私は、各企業についての情報や就職活動の基礎知識について乏しい状態だったので、このミニパネルディスカッションの場は非常にありがたく勉強になりました。ここで、就職活動の際にどんなことをするべきなのかというトピックに対する回答を、一部抜粋してみなさんにも共有したいと思います。

 

・業種の窓口を狭くせず広げて動いていってさまざまな企業について検討するべき。企業や公務員という枠さえ超えてNPOやNGOのような組織団体という選択肢もあることを視野に入れてほしい。

 

・職種の解像度を上げておくことが重要。例えば、開発職と研究職の違いを把握しておかないと、事前のイメージと業務の実態にギャップが生じてしまい後悔してしまう。そのため、日々の業務で何をするか、またその業務の延長線として何を目指しているのかということをあらかじめ把握しておくことが大切。

 

就職を意識し始めるのはいつ頃か?

ミニパネルディスカッションの最後に質疑応答の時間が設けられ、多くの企業全体に質問をすることができる貴重な機会がありました。ここで勇気を持って「OBOGのみなさんはいつ頃から大学の勉強から就職活動に意識をシフトさせましたか?」という質問をしました。まだ就職活動を始めていない低学年の視点からすると、一体いつから動きだすべきなのかという疑問は日々付き纏うものだと思います。OBOGの方々がその回答をしてくださったので、中でも参考になったものを以下に共有します。

 

・(理系で大学院まで進学された方)M1からM2の移り変わりのタイミングで考え始めました。大学院の勉強がどこに活かせるのかということを考えて、企業の方がより多くの人に活かせそうという結論に辿り着いたのがちょうどそれくらいの時でした。

 

・(理系で大学院まで進学された方) 学部4年を終え卒業したタイミングから修士1年の最初の頃の間までで考え始めた。そこから夏インターンと冬インターンを経験し、修士1年の終わり頃には内定が出ていました。大学院の勉強と就職を並行して進めることを意識していた。

 

・(文系で学部までで卒業された方) 理系とは違い、文系は学部でやったことを直接就職や仕事に活かすことは難しいと考えていました。学部3年の夏のインターンを通して、自分にふさわしい仕事は何なのかをよく見極めて、最終的には学部4年の途中に内定が出ました。

 

・(文系で学部までで卒業された方) 本腰を入れ始めたのが遅くなってしまい、学部4年の6月だったがそこから一ヶ月ほどで内定が決まりました。就職解禁が3月だと知らなかったので就職活動に取り組むのが遅くなってしまいました。それでも結果的に就職できているので内定が決まらなくても諦めないことが大切だと思います。

 

企業との個別交流

ミニパネルディスカッションの後、個別に企業と交流する時間が設けられていました。企業のOBOGの方と20分間交流ができる時間が2セットあり、それぞれ少人数でコミュニケーションが取れ、質問タイムもあったのでこの時間はミニパネルディスカッション以上に有益でした。担当者の自己紹介、業務内容の紹介、最後に質疑応答という形で進行していきました。業務内容については、専門的な内容を結構含んでおり、専門用語も結構出てきたのですが、逐一スライドと口頭で解説してくれたおかげで本当にわかりやすく、事前の内容把握がほとんどなかった自分でも非常に分かりやすかったです。質疑応答も残業時間の話や繁忙期における仕事の辛さなどの、かなり踏み込んだ話題に関しても丁寧に、そして正直にお話ししてくださいました。この交流会でしか聞けないであろうトピックを多分に含んでおり、貴重な情報が得られたと思います。

 

まとめ

以上が今回私が参加してきたOBOG・若手社員交流会の全容です。就職活動の舞台に初めて足を踏み入れるということもあり、最初はそこそこ緊張していましたが、本当にどの社員の方も丁寧に親身に応対してくださったおかげで、とても楽しく貴重なお話を聞くことが出来ました。今回得た知識をしっかりと整頓して記憶し、これからの就職活動に活かしていきたいと思います。最後に、名古屋大学キャリアサポートセンターのイベントが3月3日(金)4日(土)5日(日)にも開催されることを広報しておきたいと思います。上記の日程で、東山キャンパス、豊田講堂にて対面で企業等250社による合同説明会がなされるようです。詳しくは名古屋大学キャリアサポートセンターのイベント特設ページをご覧ください。就職活動に向けて有益な情報を集める良い機会だと思うので、みなさん是非一度ご検討ください。拙い文章ではございますが、最後までお読みいただきありがとうございました。

Profile

所属:工学部化学生命工学科1年生

出身地:愛知県

出身校:愛知県立岡崎高等学校