名大生ボイス

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イベント

2019.06.15

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名大祭に参加しました!

みなさん、こんにちは!工学部 機械・航空宇宙工学科2年生の松高亜樹です。本日は6月13〜16日に行われた名大祭について執筆します。この記事では、模擬店を出店する側の視点で名大祭について見ていきます。

 

そもそも名大祭って?

名大祭とは、名古屋大学で行われる東海地区最大規模の学祭で、今年で60周年を迎えた非常に歴史ある学祭です。また、この名大祭は、名大祭実行委員が運営を行なっています。

 

衛生説明会

私たち出展者が、名大祭の模擬店で食品を取り扱えるようになるには、名大祭実行委員が行った衛生説明会に参加しなければいけませんでした。この衛生説明会は2回行われ、その2回の説明会の最後にテストが実施され、それらの両方に合格しないと食品を取り扱うことができません。このように、食品の衛生管理が徹底されているため、名大祭当日に模擬店で販売されていた食品はどれも安心して食べることができます。

 

当日の様子

当日は8時10分から衛生チェックの時間があったので、それまでにテントに集合しなければいけませんでした。それが終わると入念に手を洗い、自分たちの団体はかき氷を販売しました。名大祭の1日目はあいにくの雨で売り上げは好調ではなかったのですが、2日目は快晴だったため、たくさんのお客さんがいらしてくれました。

これをご覧になっている受験生の方、来年は、出展者の立場で名大祭に参加してみてください!

 

さあ、ここまでは出展者の視点で記事を書いてきました。今回の記事はさらに、もう1つの目線、名大祭実行委員の視点から、名大祭についてお伝えします。

 

名大祭の組織体制

名大祭実行委員はパート員(1年生)、チーフ(2年生)、長老(3年生)の3つの役職で構成されています。その中でも、私はパート員とチーフを経験したことがあるので、それぞれの役割についてお伝えします。(チーフは途中で辞めてしまったのですが......)

 

パート員(1年生の4月〜6月の名大祭当日まで)

この期間は、すでに先輩方が作った企画に参加し、物品作成などのお手伝いをしていました。自分の所属していた企画は毎日のように集まりがありましたが、自由参加で、ゆるい雰囲気の中で看板の色ぬりや小道具(名大祭当日に使用するくじの箱や冊子の組み立てなど)の作成をしていました。また、5月のゴールデンウィークには、バーベキューの企画がありました。そこで、自分たちの企画のメンバーとの仲を深めることができたので、6月の文化祭当日は、とてもいい雰囲気で迎えることができ、非常に充実した時間を過ごすことができました。また、ここで所属していた企画のメンバーとはとても仲が良く、今でも時々、ご飯に行きます。

 

チーフ(1年生の10月〜2月の後半まで(引退))

まず、2019年度名大祭のチーフの募集が2018年の10月に募集されました。この時期に自分もチーフに応募して、チーフに就任しました。(チーフの活動は総務局、事務局、広報局、企画局の4種類に分かれているのですが、自分は企画局に入ったので、企画局のチーフについて執筆します。)チーフに就任してすぐ、毎週火曜日の5限目後に開かれる集会に参加しなければいけませんでした。そこでは、名大祭とは何かや、名大祭の企画を作るにあたって何を知っておくべきかなど、企画を準備するにあたって必要な前提知識を補充することができました。

また、この集会が始まると同時に、名大祭当日に行う自分の企画の企画書を作らなければいけませんでした。この企画書は一次企画書から最終企画書まであり、徐々に具体性を増していくもので、その企画書を見ただけで、企画のことを全く知らない第三者が、同じ企画をできるようなクオリティまで高めなければいけませんでした。ちなみに、この企画書を書く作業が自分にとって大きな経験になりました。この企画書を書くたびに長老さん(先輩の名大祭実行委員)から細かくアドバイスをいただき、自分の考えをブラッシュアップすることができました。長老さんは一度、自分の企画を実行した経験があるので、現実味のある考えを持っており、大変勉強になるとともに、広い目で企画を見ることができました。

私はこの企画書を作る段階で、他の課外活動の方を優先したかったため、名大祭実行委員を脱退しました。しかし、ここで学んだ多角的に物事を見る考え方は、確実に今後の自分の活動にも役立つので、長老さんには迷惑をかけてしまいましたが、入ってよかったと思っています。

 

自分は以上のようなことしか体験していないのですが、チーフと長老での合宿、小屋の掃除、ビラ配り、当日までの準備と当日の動きなど、まだまだチーフの活動は数多くあります。自分が体験したのはその中のほんの一部ですが、これをご覧になっている方の参考になれば幸いです。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

Profile

所属:工学部機械・航空宇宙工学科2年生

出身地:三重県

出身校:三重県立四日市南高等学校