はじめに

今回初めて記事を執筆します、名古屋大学文学部１年の平松優里です。今回は、名大に入学して初めてのイベント、「仮装行列」について書いていきます。この記事を通じて、仮装行列の雰囲気が少しでも伝えられれば幸いです。

 

仮装行列って？

仮装行列は、「名大祭」のプレ企画として開催されるイベントで、名大祭実行委員会が運営しています。１年生のみが参加できるイベントで、クラスごとにテーマを決めて仮装し、名古屋市中区栄の道路を１車線通行止めにして練り歩きます。今年は５月21日の日曜日に開催されました。

 

仮装して司会進行をする名大祭実行委員さん

 

仮装行列の流れ

当日は、各々の仮装に着替えた後、クラスで写真撮影をし、白川公園(名古屋市科学館と名古屋市美術館を内包する公園)から行進をスタートしました。先頭では、愛知工業大学名電高校の吹奏楽部の皆さんがマーチングを披露してくださり、にぎやかな行進となりました。栄を１時間ほど歩いたら、もう一度白川公園に帰って来ます。その後はお昼ご飯の時間です。全員が仮装したままブルーシートの上でお昼ご飯を食べる光景は、なかなかのものでした(笑)。午後は、ミニゲームの時間です。クラス単位で行う◯×クイズと、借り人競争をしました。最後は、投票によって一番人気の仮装が決まり、表彰式が行われました。

 

どんな仮装をするの？

私たちのクラスは、「参勤交代」の仮装をしました。花笠(竹製の笠)を被り、黒の法被を着ました。また、2人が殿(白塗りの顔に金色の衣装)の格好をしました。私たちのクラスでは、１人が代表して全員分の花笠と法被を購入するという形で仮装を用意しました。そうすることで、全体の統一感が出てよかったです。私たちのクラスの参加者は、クラスの全体の半分の17人でした。
他のクラスの人たちは、ハリーポッター、マリオ、ジブリ、はたらく細胞、魔女の宅急便、ピクミン、トイストーリー、プーさん、スヌーピー、チェンソーマン、スプラトゥーン、アーニャ、ポケモン、スターウォーズなどの仮装をしていました。ダンボールで作った仮装をしている人、市販のコスプレを使っている人、女装している人、全身タイツの人、全員がきっちり同じ格好をしているクラスなど、ユニークなものばかりで本当におもしろかったです。

 

個人的な感想

正直に言うと、参加を申し出てはみたものの、前日まではなんだか行きたくないな…と思っていました。でも、結果、参加して本当に良かったと思っています。とても楽しい思い出ができました。その日はとても暑かったのですが、私は仮装として花笠を被っていたので、少しだけ救われましたが、長袖の暑そうな仮装をしている人たちはとても大変そうでした…。
少なくとも私の所属する文学部では、普段クラス単位で受ける授業がないので、クラスの人と交流できたのも、行って良かったポイントです。また、思っていた以上に他のクラスの仮装のクオリティが高く、見ていて楽しかったです。
栄周辺を歩いているとき、周りを歩いている一般の方や、車で行列の横を走っている方、道路沿いのお店から外を見ていた方などに手を振ると振り返してもらえたことが、すごく嬉しかったです。テーマパークにいるような気分になれました。また、栄を歩いていて、1年生だけでもこんなにたくさんの人がいるのか、と感じました。４列で歩いたのですが、果てしなく長い列ができました。しかも、１年生の全員が参加しているわけではないので、本当はもっと多くの1年生がいるということにも驚きが隠せません。
また、私のように田舎から出てきた人や県外から来た人にとっては、栄って大きくて都会だな…！と実感できる時間だったと思います。

 

おわりに

今回は仮装行列のお話でしたが、いかがでしたでしょうか。もしかしたら、その日偶然栄に来ていて、仮装行列を見かけたという方もいるかもしれません。毎年恒例の行事のようですので、来年も栄で仮装した名大生を見られると思います。
また、冒頭で記した名大祭は、6月8日木曜日の午後から6月11日の日曜日までの期間で開催されます。今後、名大祭に参加した感想も書いていこうと考えていますので、楽しみにお待ちいただければ幸いです。

Profile

所属：文学部1年生

出身地：愛知県

出身校：愛知県立安城東高等学校