名大生ボイス

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2023.06.28

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在学中に事業化を目指す「Tongaliビジネスプランコンテスト」について

1. はじめに

はじめまして!この度、名大生ボイスのスタッフになりました情報学部自然情報科1年の杉山香苗です。
私は先日行われたTongaliビジネスプランコンテスト(https://tongali.net/biz-contest2023/)に司会役として参加しました。本記事ではこのTongaliビジネスプランコンテストについて紹介します。

 

2. Tongaliビジネスプランコンテストとは

20230628_sugiyama3.jpgみなさんはビジネスコンテストという言葉を聞いたことがありますか?
恥ずかしながら私は本イベントに関わるまでは聞いたことがあるものの、あまり詳しくはありませんでした。
ビジネスコンテスト(ビジコン)とは、端的には自身のビジネスプランを事業として実現させるために、審査員などに書類選考やプレゼン発表を通じて独創性、現実性などを精査してもらう場のことを指します。ここで優秀な成績をあげると協賛企業から金銭面の補助や、事業化へ向けたサポートが受けられます。会社内で行われるものから学生を対象にしたものなど様々な種類のビジコンがありますが、コンテストを通じてコネクションを広げたり、メンバーを増やしたりする機会にもなることから参加をする人も多いようです。
そして、名古屋大学では学生が起業するための様々な支援活動を行っており、その一つとしてTongali(Tokai Network for Global Leading Innovation)という名称で、東海地域の大学と連携した事業を展開しています。「Tongaliビジネスプランコンテスト」とはTongaliの活動の一つで、年に一度、自身のアイデアや在学中に行っている研究などの事業化を目指す東海地方の学生たちを集めたコンテストを開催しています。
今回は事前の予選会を突破した16チームが6月17日に名古屋市内にある会場にて、各々の事業計画を発表しました。

 

20230628_sugiyama1.jpg本コンテストはベンチャー事業を支援する企業の方や、会社の代表取締役をされている方、大手銀行や証券会社をはじめとする数多くの協賛企業の方々が審査をされるという、非常に本格的なものでした。実際、表彰を受けたチームには、事業化に向けた大手企業からの支援や、海外での事業化に向け研修を受けられたり、5位以内に入選すると、活動支援金として1位から順に100万円、60万円、50万円、40万円、30万円が進呈されたりと、非常に充実した特典を獲得することができました。

 

3. コンテストを見て

20230628_sugiyama2.jpg本選に出場している学生はみなさん非常にエネルギッシュで、発表の様子を司会として間近で見てたくさんの刺激を貰いました。在学中に起業を目指すというのはなかなかハードルが高いように感じますが、自身の研究を事業化することで、研究内容そのものが社会において有益に活用できる様を直接的に感じることができ、やりがいを感じるだけでなく、このコンテストに挑戦すること自体が人生においてきっと大きな財産になると思います。
今回優秀な成績を修めたチームの事業がこれを機により本格化し、これから大規模に成長していくことが楽しみです。
名古屋大学はこのように学生に対して多方面のサポートを行っています。受験生のみなさんも、名古屋大学に入学したらこのような大きな挑戦をしてみてはいかがでしょうか。

Profile

所属:情報学部自然情報科1年生

出身地:東京都

出身校:國學院高等学校