名大生ボイス

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受験勉強法

2026.10.16

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共通テストの勉強法② ―具体的な対策・まとめ―

みなさん、こんにちは。前回に引き続き、共通テストの勉強法について紹介します。今回は、教科ごとの具体的な対策と、意識してほしいことについてです。

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 英語の共通テスト勉強法

英語では、単語力と長文読解力の両方を鍛える必要があります。まず、単語は毎日少しずつでも継続しましょう。一度に大量の単語を覚えて、その後まったく復習しない方法よりも、何度も繰り返して定着させる方が効果的です。

 

長文については、最初からすべてを日本語に訳そうとしないことも重要です。共通テストでは、限られた時間で必要な情報を探す力が求められます。そのため、問題文を確認してから本文を読む、段落ごとに内容を整理する、設問の根拠になっている部分を探す、といった読み方を練習しましょう。これはあくまで読み方の一例であり、人によって合う読み方と合わない読み方があります。

 

共通テストのような時間に追われて読み進める長文問題では、それ用の読み方を研究する必要があります。早いうちから色々な読み方を試し、自分に合った読み方を見つけることが重要です。

 

リーディングで時間が足りない人は、単純に「読むスピードが遅い」のではなく、「必要以上に丁寧に読んでいる」可能性があります。普段の演習から時間を計り、自分がどの部分で時間を使っているのか確認してください。

 

  

数学の共通テスト勉強法

数学では、公式の暗記だけではなく、「問題を見て解法を選択する力」を鍛えることが重要です。まずは教科書レベルの基本問題を確実に解けるようにします。

 

その後、共通テスト形式の問題を使って、問題文から条件を読み取る練習をしましょう。共通テストでは、自分が思いついた解法とは違う方法で問題文が解き進めていることも多々あります。そのような場合は、とりあえず問題の誘導に乗ることが重要になってきます。

 

自分の解き方で解くのは、その分だけ問題文の穴埋めをするには遠回りになってしまいます。自分の解き方で時間が足りれば良いのですが、ほぼ確実に時間が足りません。そのため、とりあえず誘導に乗って解き進めるということを意識してください。

 

特に数学が苦手な人は、解説を読んで「分かったつもり」にならないことが大切です。解説を理解したら、いったん閉じて、自力でもう一度解いてみましょう。また、計算ミスが多い人は、間違いを「実力不足」で片付けないことも重要です。

 

符号ミス、数字の写し間違い、条件の見落としなど、自分のミスのパターンを記録しておけば、改善につなげられます。

 

 

国語の共通テスト勉強法

国語では、「何となくこの選択肢が正しそう」という感覚だけに頼らないことが大切です。選択肢問題では、本文のどこが根拠になっているのかを確認しましょう。現代文なら、筆者の主張、具体例、対比、理由など、文章の構造を意識して読むことが重要です。

 

古文では、単語や文法の基礎知識が得点の土台になります。古文単語を覚えるときも、単語帳を眺めるだけではなく、実際の文章の中で意味を判断する練習をしましょう。漢文も同様に、句法や重要語句を覚えたうえで、文章を読んで意味を取る練習を繰り返します。

 

 

理科基礎・理科の共通テスト勉強法

理科基礎や理科の共通テスト問題は、特に時間に追われて解く練習が必要です。もちろん自分で導出して解くことは可能ですが、なんといっても時間がありません。知識として知っていたら一発で答えが出るような問題が意外とあります。

 

二次試験でも理科を利用する理系のみなさんは特に、大問の中で順番に解き進めていくことには慣れていると思うのですが、1問から数問で完結する形の共通テストの問題には慣れておらず、思ったように点数が伸びないことも少なくありません。

 

そこで対策には、教科書が活きます。

 

今まで教科書をあまり見ずに、問題集で学習していた方は、一度教科書に立ち返ってみてください。言葉の定義など、なんとなく使っていて意味が分かっていなかったことがたくさん出てくるはずです。

 

 

地歴公民の共通テスト勉強法

地歴公民では、覚えるべき知識が多いため、暗記に時間をかける人も多いでしょう。もちろん基礎知識の暗記は重要です。

 

しかし、共通テストでは知識をそのまま答えるだけではなく、資料やグラフ、文章などを読み取って答える問題にも対応する必要があります。「知識を使って資料を読み取る」という流れを作りましょう。

 

特に間違えた問題は、「知らなかった知識」だけを覚えるのではなく、「なぜその知識がこの問題で必要だったのか」まで確認することが大切です。

 

 

共通テストで伸び悩む人がやりがちな失敗

共通テストの点数が伸びない場合、勉強時間そのものではなく、勉強方法に原因があることがあります。

 

代表的なのが、「参考書を何冊も買う」「問題を解きっぱなしにする」「苦手分野を後回しにする」「時間を計らずに演習する」といったケースです。

 

むやみに問題集に取り組むのではなく、解いたことのある問題を完璧にするという気持ちで取り組んでください。

 

 

共通テスト対策で最も大切なのは「復習の質」

ここで私が実際にやっていて効果があったと感じる勉強法を紹介します。それは、間違えた問題を「自分専用の弱点リスト」にまとめることです。

 

間違えた問題を、教科ごとにルーズリーフにまとめます。このルーズリーフを一つのバインダーに入れて持ち歩き、隙間時間に見返していました。また、模試や本番の休憩時間に見返すのにもちょうど良かったです。見返すものが明確になっていることで、何を意識して解けば良いか直前に確認できるというメリットがあります。

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まとめ|共通テストは「正しい勉強法」を積み重ねれば伸ばせる

まず基礎知識を固め、そのうえで共通テスト特有の問題形式に慣れ、過去問や予想問題を使って実戦力を高めていきましょう。そして、問題を解いた後には必ず復習を行い、「なぜ間違えたのか」「次はどうすれば正解できるのか」を分析してください。

 

共通テストは、知識量だけでなく、情報を読み取り、必要な知識を使い、限られた時間の中で判断する力も問われる試験です。そのため、勉強の後半になるほど「問題を解く→分析する→弱点を補強する→もう一度解く」というサイクルが重要になります。

 

また、出題科目や試験時間などの制度面は年度によって変更される可能性があります。受験する年度の出題方法や問題作成方針については、必ず大学入試センターの公式情報を確認しましょう。

 

「共通テストは難しい」と感じている人も、必要以上に焦る必要はありません。自分の現在地を確認し、苦手な部分を一つずつ潰していく。そして、毎回の演習を「点数を測るためのテスト」ではなく、「次の点数を上げるための材料」として活用する。この積み重ねこそが、共通テストで安定して得点するための最も基本的な勉強法です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。少しでも共通テストを控えるみなさんのお力になれたら幸いです。

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Profile

所属:情報学部自然情報学科4年

出身地:岐阜県