市民公開講座等

新しい予防接種: 成人や高齢者にも必要なワクチンって何?

場所C24 ES総合館1階 ESホール
時間10:00~11:30

講師:木村 宏(医学系研究科教授)

ワクチンは子どもだけのものと考えていませんか?肺炎、帯状疱疹、インフルエンザなど、大人に有用で、公費助成もあるワクチンについて解説します。

市場経済社会の法構造―激変する会社法・競争法―

場所C44 法学部第3講義室
時間10:45~12:15

講師:浜田 道代(本学名誉教授)

日本では会社法も競争法も、とりわけ1990年代以降、大改正が相次ぎました。会社法は中身が変わっただけでなく、2005年には商法典から抜け出して「会社法」になりました。競争法の分野でも「独占禁止法」の諸改正によって、その執行力が格段に強化されました。これらによって、市場経済社会の法構造は、どのように変化してきたのでしょうか。その大筋を振り返ることで、私たちの現在の立ち位置を確認できればと思います。

幾何学の応用を考える

場所D34 多元数理科学棟 509号室
時間11:20~12:10

講師:内藤 久資(多元数理科学研究科准教授)

1961年生まれ。大阪大学理学部卒業、 名古屋大学大学院理学研究科博士課程中退。名古屋大学理学研究科助手を経て現職。近年、散幾何学の種々の学問への応用が盛んに研究されている。本講演では、 その一例として,結晶構造や分子構造を対称性や曲率などのキーワードを用いて、離散解析幾何の視点で考えてみたい。また、 時間が許せば、コンピュータグラフィックスなどへの応用にも言及したいと思います。

大学院生の社会貢献──足元からの多文化共生

場所C41 国際開発研究科8階 多目的オーディトリアム
時間12:30~14:00

報告者:長島 美紀(EIUP)、加登 杏未(POPIC)(国際開発研究科大学院生)

EIUP(国際理解教育プログラム)と、POPIC(真の多文化共生を目指すパブリック・アウトリーチ・プロジェクトin 名古屋)に所属する国際開発研究科の大学院生が、活動報告と討論を行います。

プリンキピア特別講演会 「ソフトマターの理論物理学」

場所C24 ES総合館2階 2008ノーベル賞展示室
時間13:00~14:00

講師:宮崎 州正 教授(理学研究科教授)

みなさんが中学校で学ばれる3つの身の回りの物質(気体・液体・固体)ですが、これらの分類が難しい物質があることをご存じですか?食品や生物に関連する物質は、液体と も固体ともつかぬものばかりです。例えば、マヨネーズは、液体か固体かと問われた場合、答えに窮します。現代物理学では、この様な物質を ソフトマター(柔らかい物質)とよび、ようやくこの物質の理論にメスを入れるところであります。

地球温暖化の科学的理解の現状

場所D22 環境総合館レクチャーホール
時間13:00~14:00

講師:神沢 博(環境学研究科教授)

地球環境問題に関わる大気科学が専門の神沢博先生に、一般の皆様にもわかりやすくお話いただきます。

国境を越える日本の教室文化

場所B45 教育学部2階 大講義室
時間13:00~14:30

講師:Sarkar Arani Mohammad Reza(教育発達科学研究科准教授)

教育発達科学研究科のアラニ准教授から、日本の教育文化や風土の特徴について、海外の実践例との比較も交えながら語っていただきます。基調講演のあと座談会と茶和会を予定しています。

今、日本語教育の現場から見えること

場所B44 文系総合館7階カンファレンスホール
時間13:00~16:00

日本語教育の様々な領域で活躍する修了生にお話しいただく講演会に続き、講師とフロアで意見交換をする座談会を行います。講師は、地域日本語教育、年少者日本語教育、専門日本語教育で活躍する修了生、日本の大学において非母語話者教師として活躍する修了生です。日本語教育を、さまざまな角度から、一緒に考えてみませんか。


講師:北村 祐人(名古屋大学・とよた日本語学習支援システム システム・コーディネーター)

  「日本語教育×地域、そのあり方―とよた日本語学習支援システムでの実践を通して―」


講師:佐原 かおり(旧姓:山本)(浜松市立江南中学校 講師)

  「浜松市公立中学校における日本語指導と教科学習支援」


講師:山科 智映子(旧姓:越賀)(小牧市立小牧中学校 教諭)

  「学校現場における外国人児童生徒の支援 ―小牧中学校の国際理解教室を例に―」


講師:宮島 良子(名古屋大学大学院法学研究科特任講師:法政国際教育協力研究センター 日本語教育担当)

    寺田 友子(名古屋大学大学院法学研究科特任講師:日本法教育研究センター(ウズベキスタン)日本語教育担当)

  「日本語教育の可能性-異分野との協働から見えてくるもの―」


講師:東 会娟(帝京大学 T-SAC日本語予備教育課程 講師)

  「架け橋としての役割を担ってー非母語話者教師が日本国内の日本語教育においてできることー」

環境医学研究所市民公開講座2015「脈の乱れから脳卒中?~心房細動の最前線~」

場所E31 野依記念学術交流館2階
時間13:00~16:30

講師:神谷 香一郎(環境医学研究所教授) ほか
心房細動という不整脈は、動悸や時に失神の原因にもなります。まったく症状のないことも多く、特に危険な不整脈ではありません。ところが心房細動で問題となるのは、心臓の内部特に左心房で血の固まり(血栓)ができやすく、そこからはがれた血栓が脳動脈に流れて脳梗塞になる危険性が高いことです。今回の市民公開講座では、この心房細動による心原性脳塞栓症の危険性とその予防法の最前線について、現場の最前線で活躍されている先生方を講師にお招きして皆様に解説します。

経済学部・キタン会共催経済学部創立95周年記念座談会「名誉教授・大いに語る」

場所C43 経済学部カンファレンスホール
時間13:15~14:45

1920年11月に名大経済学部の前身である名古屋高等商業学校が設立されて、今年で95周年を迎えます。これを記念して、往年の恩師である名誉教授の方々にお集まりいただき、「在職中の最も思い出に残る出来事」や、5年後の100周年に向けて「名大経済学部の未来に望むこと」をテーマに、大いに語っていただく座談会を企画しました。

司会:

奥村 隆平(金城学院大学学長、国際経済学)

出席予定者:

水田 洋(社会思想史)

塩澤 君夫(日本経済史)

斉藤 隆夫(管理会計)

可児島 俊雄(監査論)

木下 宗七(農業経済学)

真継 隆(計量経済学)

文学部・文学研究科同窓会 秋季サロン講演会 「これがガッテン流!健康法の極意だ~不老町で不老長寿宣言!?~」

場所B43 文学部2階237講義室
時間14:00~15:30

講師:元NHK「ためしてガッテン」専任ディレクター 北折一氏(文学部社会学研究室卒)

講師の北折さんは、卒業後NHKに入局され、その後「ためしてガッテン」の立ち上げに参加以来一貫してその人気番組の制作に当たってこられました。
現在は、NHKを退職、独立して主に健康分野の講演等で全国各地を回られるほか、自らの減量体験をもとに執筆されたダイエット本も話題になっています。
今回は「健康法成功のための必勝ワザ」ということで、名大の住所をもじった「不老長寿宣言」をしようという楽しい内容です。

皆様お誘い合わせの上、文学部の秋季サロンを楽しんでください。

ワークキャンプとは何か?──学生だからできる国際協力とボランティア

場所C41 国際開発研究科8階 多目的オーディトリアム
時間14:20~15:50

西尾 雄志(日本財団学生ボランティアセンター室長)、日下 渉(国際開発研究科)、山口 健一(福山市立大学)が、学生の国際協力活動に関する研究報告と討論を行います。また、学生団体による実践紹介も行います。

航空宇宙工学同窓会(高翔会)講演会 「宇宙ステーション補給機プロジェクトから学んだこと」

場所B33 工学部2号館 南棟4階241講義室
時間14:30~15:30

講師:増田 和三(静岡理工科大学理工学部教授、前三菱重工業HTVプロジェクトマネージャー)

はやぶさ2が拓く小惑星からの惑星科学

場所D27 理学南館大講堂 (坂田・平田ホール)
時間14:45~15:45

講師:渡邊 誠一郎(環境学研究科教授)

ここまで来た放射線治療!~重粒子線でがんを治す~

場所大幸1 大幸キャンパス 東館大講義室
時間10:00~12:10

第1講 10:10〜11:00  「重粒子線とは? X線、陽子線とのちがい」

講師:小森 雅孝(医学系研究科医療技術学専攻・准教授)

"重粒子線がん治療" という言葉を耳にする機会があるかと思います。重粒子線とは何だろう?X線、陽子線とはどう違うの?そもそも放射線とは何だろう?といった疑問に、理工学の立場から答えていきたいと思います。さらには装置の違いについても考えてみたいと思います。


第2講 11:10〜12:10  「重粒子線がん治療の実際」

講師:伊藤 善之(医学系研究科総合医学専攻・特任教授)

がんは今や日本の国民病と言われ、超高齢化社会が進む中、さらにがん患者の割合が増加すると予測されています。今回の講演では、「重粒子線がん治療の実際」についてお話しすることで、エックス線やガンマ線などの従来とは異なる放射線治療に触れていただき、重粒子線に対する理解を深めていただきたいと思います。