名大生ボイス

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大学生活全般

2024.09.09

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大学1、2年生へ!就活開始までにガクチカを用意しよう

みなさん、こんにちは。工学部3年生の小林です。今回は就活に関する記事です。大学1年生、2年生のみなさんは就職活動についてどのように考えていますか?多くの方は、就職活動はまだ先のことだと思っているのではないでしょうか。実は、今から準備を始めることで、将来の就活がぐっと楽になります。今回は、大学1、2年生のうちに取り組むべきガクチカについてお伝えしていきたいと思います。

 

ガクチカとは?

20240909k.jpgガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」の略称です。面接やエントリーシートで頻繁に聞かれる質問であり、企業はこの質問を通じて学生の努力や成果、問題解決能力、リーダーシップなどを評価します。自己PRの一環として使われる重要な要素であり、この質問に対する答えは必ず用意しておかなければなりません。学生時代に力を入れたことであればどんな分野でも答えになるため、単なる学業成績だけでなく、部活動、アルバイト、ボランティア活動、留学経験、インターンシップなど、幅広い活動を通じて得た経験をアピールすることが重要です。では、このガクチカはいつから意識して行動するべきでしょうか。私は1、2年生の時期から少しずつ意識し始めてもいいと考えています。

 

なぜ大学1、2年から行動する必要があるのか

近年、就職活動の早期化が進み、多くの学生が3年生の夏〜秋頃から本格的に就活を始めており、3年生の段階で内々定を得る人は少なくありません。そのためには、1、2年生のうちからしっかりとガクチカを蓄積しておくことが重要です。早い段階で自分の強みを明確にしておけば、余裕を持って就活に臨むことができ挑戦の機会も増えます。誰しも最初は失敗すると思いますが、回数を重ねて改善していけばより早く成長でき、内定につながると思います。

 

就活の早期化によって学生に起こる影響

まず一つ目として、学業への影響があります。就活が本格化する3年生の夏以前から準備を進めるので、1、2年生のうちから時間管理して取り組みます。GPA(成績)は就活においても評価基準の一つとなっているため、就活準備だけに熱中してしまい学業を疎かにすることは避けなければなりません。
二つ目は、精神的な負担です。就活のプレッシャーは長期間にわたり精神的な負担となり続けます。ストレスの軽減をするため、友人や家族とのコミュニケーションを大切にしたり、自分なりリラックス法を見つけたりすることが重要になってきます。
次の項では一つ目に述べた学業と就活との両立についてさらに掘り下げてお伝えします。

 

学業との両立を目指そう

まず、授業や課題に集中する時間を確保しつつ、就活の準備も並行して行う必要があります。例えば、1日のスケジュールを細かく分け、それぞれの時間を明確に区別することが効果的です。また、プレゼンテーションスキルやリサーチ能力といった、就活に必要なスキルを授業中の発表などを通じて身につけることも一つの方法です。さらに、興味のある分野の授業を選択し、その知識を就活に活かすことも可能です。学業と就活の両立が難しいと感じる時期もあるかもしれませんが、モチベーションを維持することが大切です。息苦しく感じてしまう時は周囲にアドバイスを求めるなど、一人で抱え込みすぎずに仲間と協力して頑張っていきましょう!

 

就活の早期化の影響やガクチカを準備することの重要性を述べてきましたが、具体的にはどのようなガクチカを作ればいいのでしょうか。ここから先は 私が考えるオススメのガクチカに繋がる行動を紹介します。

 

① 留学へ行く

留学はガクチカにもつながるとてもオススメの体験です。グローバル化が進んでいる現代社会において、国際力のある人材として評価されることが期待されます。異文化交流、語学力の向上、柔軟な思考力や国際感覚が養われたことがアピールできれば、就活で大いに有利になるはずです。興味を持った方は私が以前書いた留学に関する記事もぜひご確認ください。外資系やグローバルな視点を持つ企業に就職し、国際的に活躍したいと考えている人は、海外経験を積むことを強くオススメします!

 

② 部活やサークルの積極参加

特に、2年生以降に役員など中心的な立場を経験し、組織運営やイベント企画の経験を積むことができれば、企画力、調整力、リーダーシップなどを大いにアピールできます。また、自分の志望している業界に関連する部活動に取り組めば、アピールできる具体的なスキルにもつながるでしょう。例えば、IT業界に就職を希望している人は、ソフトウェア開発についてのサークルに入って実績を作ることで、自分の能力を分かりやすく企業に伝えることが出来ます。また、学内外の学生団体や名大祭実行委員などで役員を務めるのも、同様の知識や経験が得られると思います。自分の興味に合った活動を見つけて積極的に参加しましょう!

 

③ 起業をする

なかなかハードルが高いことですが、大学時代に起業すると非常に価値のある経験となります。起業はリスクも伴いますが、実務的な知識やスキルなど学べることが多く、成功すれば大きな成果を手に入れることができます。就活時に強力なアピールポイントとなり、企業からも高く評価されるでしょう。いきなり起業するのはハードルが高いので、まずは起業について知るためにコミュニティに参加することをオススメします。学内外の学生コンテストに挑戦すると、企画力や論理的思考力、プレゼンテーション能力などが身につきます。さらに、もしコンテストで受賞できれば、就活でも大きな武器になります!

 

ほかには・・・

代表的なものとして、アルバイトを続けることやボランティア活動に励むこと、インターンシップ、資格取得などが挙げられます。これらについては、前回書いた記事「大学生が夏休みにするべきこと!」で触れているのでそちらも参考にしてください!

 

まとめ

今回は大学1、2年生が就活までにガクチカを用意するべき理由や、ガクチカに繋がる活動についてお伝えしてきました。この記事で述べたような活動に積極的に取り組むことで、自信を持ってアピールできるガクチカを作ることができるはずです。計画的に行動して自分の強みや可能性を最大限に引き出し、就活に備えましょう!拙い文章ではございますが、最後までお読みいただきありがとうございました。

Profile

所属:工学部化学生命工学科3年生

出身地:愛知県

出身校:愛知県立岡崎高等学校