名大生ボイス

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イベント

2024.06.24

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今年も名大祭がやってきた!!!

はじめに

こんにちは!文学部1年の石橋です。今回は私にとって初めての名大祭に参加した感想をお伝えしようと思います。第65回となる今年の学祭は6月6日から9日の4日間にかけて行われ、最終日はゲリラ豪雨に見舞われたものの、たくさんの人で賑わっていました (来場者は約7万人にも上るようです) 。高校の時の文化祭とはまるで規模が違って社会的影響の大きさを身に沁みて感じました。多くのサークルが発表や展示を行い、キャンパスのあちこちで盛り上がりを見せていました。私は書道部に所属していて書道パフォーマンスを披露しましたが、多くの人が見に来てくださりとても感動しました。(本番ではびしょ濡れになってしまいましたが……) また、書道部の作品展示ではメンバーたちの力作に衝撃を受け、自分も力強く繊細な字を書けるようになりたいと上達意欲を掻き立てられました。パフォーマンス後はみんなで打ち上げに行って交流を深められ、名大祭を通して交友関係も広められたことがとても嬉しかったです。

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名大祭実行委員

さて、実は私は名大祭の実行委員も務めていたため、本祭中は準備に追われなかなかほかの出し物を回ることができませんでしたが、その実行委員についていろいろお話ししたいと思います。
名大祭の実行委員はクラス結成会という顔合わせのイベントの後に募集がされ、早くて4月の中旬から活動が始まります。実行委員はいくつかのパートに分かれていて、私は主に備品やステージ・テントの設営を担当するパートにいました(ここでは音響機材を触ることもできます)。他のパートには実行委員企画の準備や進行、環境対策、案内・交通整理などを担当するところもあります。また実際に準備を行うパート員は1年生のみで、それを仕切ったり他のパートとの連絡を取り合ったりするチーフに2年生が就きます。さらに総合取りまとめ役として、長老と呼ばれる3年生の偉い方々がいます。ちなみに今年は約600人の新入生がパート員として活動しましたが、強制ではないのでこうしたイベントに関わりたいという人は、ぜひ来年参加してみてください!ここで多くの交友関係が築けるというメリットや、自分のできる範囲で準備に取り組めるところも良いと思います。

 

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名大祭企画の紹介

ここからは実際に行われた企画についてご紹介したいと思います。私はあまり見ることができなかったので友達からの感想も一緒にお伝えしたいと思います。
まず学術講演会です。昨年はゲストに大学の数学をYoutubeで解説しているヨビノリたくみさんをお呼びし大盛況だったそうですが、今年は元・はなおでんがんのでんがんさんをゲストに、コミュ力についてお話ししていただきました。講演を聞いた友達によると大盛り上がりだったそうで、やはり受験生時代にお世話になっていた人と直接会える機会があるのは嬉しいですよね。私も来年機会があればぜひ聴きたいと思います!またその後はお笑いライブが行われ、高校生あるあるで人気の土佐兄弟さんと、最近テレビで再ブレイクしているみなみかわさんをお呼びしました。実は友達がライブの司会をやったということでネタも大ウケしていたそうです。来年は誰がゲストになるのか楽しみですね!

 

北部ストリート沿い(図書館と工学部棟の間)には一般参加団体の出店も立ち並び、特に土日は人で溢れかえるほどの大盛況ぶりでした。かき氷や焼きそばのほか個人的には「たません」が印象的でした。初めて聞いたのですが、どうやらエビせんべいで目玉焼きを挟んでソースをかけた名古屋発祥の食べ物ものらしく、食べてみたいなぁと感じた次第です。また大道芸人の方々がパフォーマンスを披露しているときは、多くの歓声も聞こえてきました。
南部ストリート(図書館と文系学部棟の間)ではフリマが開かれていたり、IB電子情報館の外では古本市もやったりしていました。
次は名大祭の公式キャラクターの「ふりゃあ」と触れ合える企画ですが、こちらに関してはすでに平松さんの記事が上がっているのでそちらをご覧ください。ちなみに「ふりゃあ」は名古屋弁でエビフライをえびふりゃーということに由来しているそうです。
続いて科学体験会です。ここではスライム作りやつかめる水といった体験や、液体窒素を使ったショーも行われました。普段はめったに見ることのできない実験が見たりできたりするのが、大学の学祭という感じがします。また少し離れた山の上グラウンドや体育館ではスポーツフェスティバルも開催され、バレーボールやフットサル大会が盛り上がりました。

 

ここからは私が気になったサークルの企画を簡単にご紹介します。まずは作曲・DJサークル「Anti-Aging Record」のDJイベントです。私はダンスミュージックやボカロが好きなので、学内で本格的なDJイベントが気軽に見られるのは興奮しました。
次に茶道部のお茶会です。少しだけ茶道に触れたことがあったので、あまり経験できない茶道を体験できるのは魅力でした。
続いてレゴ部の展示です。実は書道部展示の隣だったのですが、クオリティがすごく多くの人が見入っていました。久しぶりにレゴがやりたくなりました!
続いて奇術研究会のマジックショーです。私は手先が不器用でうまくできないと思うのでぜひコツを聞きたいです。
最後にクイズ研究会の「クイズ名大カップ」です。クイズ大会は王道の出し物ですが、必ず盛り上がるので自分の実力を確かめてみたいなと思いました。ほかにも多くの団体が個性豊かな展示や企画をしているので来年以降も楽しみですね!

 

おわりに

今回は私にとって初めての名大祭の感想をお伝えしてきました。普段は全く関わらないようなジャンルにも触れ、新たな趣味や興味が生まれる場でもあると感じています。また実行委員でも多くの人との関わりが得られ、とても充実した学祭になったと思います。少し規模は小さくなりますが、名古屋大学では秋にも秋革祭という学祭があります。そちらでも楽しい企画や展示が多く行われるので、時間があればぜひ参加してみてください!そこで少しでも名古屋大学の雰囲気を味わえたら幸いです。それではご精読ありがとうございました。

Profile

所属:文学部1年生

出身地:静岡県

出身校:飛鳥未来きずな高等学校