2026.10.02
受験生の勉強法② ~点数をあげるためには~
こんにちは。今回は受験勉強法についての記事の第2弾です。第1弾でご紹介した弱点克服の次にすべき、点数を上げるためのポイントについてお話ししたいと思います。
今回は今の受験生の皆さんにもぴったりな内容ですので、ぜひご覧ください。
応用力をつける(数学)
この時期になると基礎固めも十分になってきて、応用力に悩む受験生も多いと思います。応用力はすぐにつくものではないため、点数が伸び悩むなかなか苦しい時期です。
数学には、初見で解けるわけがない問題が数多く存在します。色々な問題に触れて、どういうパターンがあるのかを覚えるのが最初のステップだと思います。知るだけでは応用力はつきません。その問題に再度出会った時に解けるように解法を習得することが次のステップです。こうして色々なパターンを知ることでおのずと解法のアイデアが出やすくなると思います。最初はノートが真っ赤でも問題ないので、演習を繰り返す中でどういう流れで解いていくのかを徐々に覚えていってください。
共通テストでは解答欄の枠がヒントになります。ア√イなどここにあてはまらないと不正解なのは一目瞭然です。さらに、次の問題で今の問題の解答をもとに考えたときに枠にはまるかどうかもヒントになってきます。解答欄の枠を見たり、できるだけ正確な図やグラフを描いてみたりして、ヒントを得ることも問題を解くコツだと思います。
図形の問題で、他の辺との長さの比や、√の中や分母に入りうる数字をしぼり、最終的に勘でア√イウ/エを正解した張本人が言うので間違いありません。
応用力をつける(英語・国語)
英語や国語の読解力も数学と同様に経験によって鍛えられるものではないかと感じます。
私の感覚では、英語や古文・漢文は「知らない単語がある不完全な状態から、確実な情報と文脈を使って補完し全体の内容を推測するもの」で、現代文は「文章に入り込みすぎず、いかに書かれている事実だけを切り取るかというもの」な気がします。
コツといえるほどのものではないですが、これを意識しながら読むことを大切にしていました。
前者について、全文を完全に把握できるまで単語力を鍛えるのは不可能に等しいと感じます。さらに漢文においては、漢字自体は知っているため、現代で使われる意味をもとに無意識に間違った読み方をする可能性があります。こういった不確実な情報に頼ってしまうとダミーの選択肢に吸い寄せられてしまいます。これを防ぐためにも、確実な情報のみに注目した読解が重要だと感じます。
後者についてはでスラスラ読める分、読む中で自分の解釈が入り込んでしまうことに注意する必要があります。筆者が言いたいのはこういうことだと思い込んだり、感情移入して勝手に登場人物の気持ちを推測してしまったり。これらをせず、書かれていることだけを切り取ることが大事だと感じます。実際、「オーバーに書かれている選択肢はだいたい間違い」みたいな共通テストのコツみたいなものがありますよね。
読み取る力やスピードは実践から鍛えられていくものだと思います。意外と1年生のころに解いた模試などは内容を忘れているので改めて解いてみてください。どんどん新しい問題を仕入れずとも勉強ができますし、自分の成長ぶりが感じられるかもしれません。第3部の記事に古文・漢文のおすすめ勉強法をご紹介しておりますのでそちらもぜひご覧ください。
苦手ファイリング
以前、「受験生になった皆さんへ」という記事で模試復習ファイルの話をしたことがありますが、これについてもう少し詳しくお話ししたいと思います。模試復習ファイルとは分からなかった問題の簡易的な問題文と解答、解き方をルーズリーフにまとめたものです。いわば自分の苦手が詰まった専用の参考書です。模試の問題でなくても、忘れやすい単語や公式などをまとめるのでも良いです。
これを作ることで“覚えたつもり”をなくすことができます。一度弱点を克服しても、少し時間がたてば忘れてしまいます。また弱点にならないように定期的に思い出すための仕組みが必要であると考えたため、秋ごろから作成していました。
また、苦手を一か所にまとめておくことで、模試や共通テスト本番の直前に見返しやすくもなります。これさえ直前に頭に入れれば大丈夫というページを作っておくと試験前にあれも確認したい、後何を覚えてなかったっけと教科書をぱらぱらとめくる無駄な時間や焦りをなくすこともできます。
バランスも大切
受験勉強は苦手をつぶすだけではいけませんよね。点数を上げるためには得意を伸ばすこと、維持することも重要です。苦手対策に時間を使いすぎると得意だったはずの教科の力が衰えていきます。特に英語や数学はそれが顕著に現れます。勉強時間の適切な配分を心がけることが大切です。
ただし、特定の得意教科に頼りすぎるのは危険です。今年、どの教科が難化・易化するかわかりません。得点源で点数を稼ぐことができないと焦りが生じ、その後に続く試験に精神的な影響を及ぼしてしまいます。周りと差をつけるはずだった得意教科が易化すれば、その差は縮まってしまい挽回が難しくなります。
二学期が始まり、平日の勉強時間が限られるようになったこの時期は特に時間の使い方が重要になってきます。計画的に、バランスの良い勉強を心がけてみてください。
さいごに
当時を振り返ってみて、苦手ファイリングなどで復習の仕組みを整えることはかなり重要なことだったのではないかと感じます。試験当日に思い出せなければその前日まで覚えていても意味がありません。当日確実に思い出せるように準備しておきましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。
Profile
所属:情報学部 自然情報学科4年
出身地:三重県