2026年8月

8月22日

本日は午前中に、第二十回アジア競技大会名古屋採火式があり、名古屋城二之丸広場へ行ってきました。

暑さが戻ってきていて、日差しがとても強く、屋外はだいぶしんどかったです。まず受付をして会場に向かったのですが、オリンピック2連覇の柔道の谷本歩実さんがいらっしゃって、ご挨拶させてもらいました。日本選手団副団長とのことです。

採火式では、東京で採られた火を女子サッカーの澤穂希さんが、広島の火をテニスの伊達公子さんが持ち、さらにその場で男性アイドルグループINI(大会応援ソング担当)の後藤威尊さんが太陽光から採火し、その3つの火を聖火皿で合わせました。そしてその火をもらっての最初の聖火ランナーが女子レスリングの吉田沙保里さん、非常に豪華な面々でした。ちなみに、招待客の座席、適当に空いているところに座ったのですが、後から指定の席があったことを知りました。

 

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午後からは本学のエクゼクティブトレーニングプログラムの勉強会が学内でありました。現在7期生が学んでいるのですが、1期から7期までの皆さんをご招待しての勉強会、今回は、東京海上日動火災保険株式会社の広瀬伸一相談役(前会長、元社長)が講師です。会社の紹介、ご自身の経歴、経営で大切にしてきたこと、コーポレートガバナンス改革など、とてもわかりやすく、また情報量の多い講演でした。広瀬様、ありがとうございました。

その後は、懇親会でのネットワーキング、いろいろな方と話すことができてよかったです。

 

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8月21日

本日は午後に、IDE大学協会東海支部の総会とセミナーが豊田講堂の会議室とシンポジオンホールで行われました。

IDE大学協会は、1954年に各界有志の協力のもと設立された民間の教育団体で、大学を中心とする我が国の高等教育の充実と発展に資することを目的として活動を展開しています。東海支部は、全国6地区に設置された支部の一つになります。現在の支部の陣容は機関会員43、個人の維持会員と学生会員合わせて70名で、私が支部長を務めています。

総会は、実際の出席者20名弱に加えて委任状での出席でした。議案は、役員の選任、昨年度の事業報告及び決算、今年度の事業計画及び予算案で、これらについて承認をいただきました。

大学セミナーですが、以前は別途行っていた高校向けを統合したこともあり、今回は高大接続の重要な課題、『 「探究」と「研究」は、なにが異なり、どのようにつながるのか~高校教育における探究学習と大学教育の接続~ 』というテーマで行いました。高校にとって非常に重要なテーマであることから、例年以上にたくさんの方にオンサイト・オンラインともに出席いただきました。

セミナーでは、文部科学省から初等中等教育局 高等学校振興課の古島裕太課長補佐が来てくださり、「高等教育改革における探究の位置づけと大学への期待」という基調講演をいただきました。その後は、北海道大学教育イノベーション機構教育推進研究部の田中孝平講師、岡崎高校の市川雄太教諭、名古屋市立大学人間文化研究科人文社会学部の村松智史准教授に話題提供をしてもらい、名古屋大学理学研究科の大学院生と名古屋市立大学人文社会学部現代社会学科の学部学生のお二人にもプレゼンをしてもらいました。学生さんは、実際に探究を高校でやった経験が大学でどのようにつながったのか、という観点でのプレゼンです。あまりダイレクトにはつながっていない、というのがお二人のご意見だったように思います。また岡崎高校の市川先生は、ご自身が大学院までずっとトンボの研究をされていた経験を活かして探究を指導されている、という非常に良いロールモデルを示されていました。

講演の後は多くの質問を受けてのパネルディスカッションもあり、とても盛り上がったセミナーだったと思います。

私の感想ですが、せっかく探究で研究へ向けての気持ちが盛り上がってきている学生に対して、やはり大学として低学年でしっかりと対応しなければいけないですね。一方で、高校では、良い先生がいるところは良い探究活動ができる、という現状になっているように思います。すべての学校で質の高い探究活動が実施していくことが課題ではないかと感じました。最後に、学生さん二人のプレゼン、抜群でした。こんなところにも探究の効果が出ているのかもしれません。

 

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8月20日

本日は午前中に国の大きな事業申請のオンラインヒアリングがありました。詳細は書けませんが、良い出来だったと思います。

午後には医学系研究科と附属病院を合わせての中長期ビジョンへ向けての対話です。学内最大部局の一つ、ここの発展が大学全体に大きく関わってきます。AIをどのように取り入れていくのかなどについて、議論しました。

 

 

8月19日

お盆を過ぎて、気温は再び高くはなってきましたが、風には僅かに秋が感じられるようになってきました。17日からスロットル全開で業務再開です。

本日は、午前中に「入試および高大接続に関する高校と大学の意見交換会」に参加してきました。これは年に一度この時期に、愛知県公立高等学校長会の幹部の先生方を迎えて、県内の国公立大学の入試担当の役員との間で懇談をする会になります。

校長会からは、会長の明和高校の栗木晴久校長、他に岡崎、にしお特別支援学校、菊里、安城農林、一宮の校長先生にお越しいただきました。

まず校長会の方から、現状の報告事項として、少子化など高校教育を取り巻く状況、高大接続に関する課題などがありました。例えば、探究活動がどんどんと重要になってくる中、大学との連続性が課題とのことでした。これまでは入試にばかり目が向いていた生徒が、コロナ禍以降は、探究活動や大学でのイベントに興味を示すようになっている、探究活動を通じて広い意味でのAO入試で入学を決める生徒がトップの高校でも増えている、などの報告は興味深いものでした。

また、私立高校が無償化した影響が甚大で、半数ぐらいの公立高校が定員割れに陥っているというのはびっくりです。愛知は公立王国だと思っていたのですが、私立の人気が高まっているとのことでした。

協議事項として校長会側から提案があったのが、大学入試について、特に2026年問題への大学の対応、後期日程の復活はないか、総合型選抜や学校推薦選抜についてどのように考えているのか、などです。2026年問題とは、これまで18歳人口の減少を大学進学率の増加が上回っていて進学者が増えていたのが、これからは大学への進学者が減ってしまう分岐点とのことでした。本学でも理学部で総合型選抜が始まりましたが、まだまだ少数に留まっています。これから数年で効果を検証しながら、どこまで増やしていくのか考える必要がありそうです。校長先生の一部からは、個人的な見解として、最終的には一般選抜と総合型選抜、50:50ぐらいの比率になるのが適当では、というご意見も出されていて、少しびっくりしました。

 午後には、名古屋大学の部局各々と執行部の間で行う対話がスタートしました。10年程度の中長期のビジョンを大学と部局が共有し、一緒に進んでいくための懇談になります。本日は、環境医学研究所と宇宙地球環境研究所という二つの附置研究所との対話でした。これから10月まで長丁場ですが、しっかりと対話していきたいと考えています。

 

 

8月7日

本日の学術会議ですが、せっかく会員が集まるのだから何か楽しい企画を、という光石会長のはからいで、昨年ノーベル賞を受賞された北川先生の講演がありました。MOF、すなわち結晶の中の空間を利用する、という新しい発想こそ先生のオリジナリティです。それについて、実に洒脱に素晴らしい発表をしてくださいました。なかでも、研究が哲学にインスパイアされてきたと述べられていたのが、いかにも京都学派でした。例えば、荘子の「無用の用」から、結晶の中にある「空間」の発想を得たこと、ヘラクレイトスの「万物流転」と方丈記、平家物語の「無常」からの「動性」の発想、すなわち「変化することこそ本質である」という世界観を得たと述べていらっしゃいました。

学術会議は午後16時前には終了、慌てて新幹線に飛び乗って名古屋まで帰って、最後の打ち合わせを大学でして、夏休みに突入です。休み明けはまた忙しくなりそうです。

 

 

8月6日

本日から日本学術会議の臨時総会へ出席のため、東京です。

初日は、新たな会長の決め方や今後の外部資金の受け入れ・取り扱いなど、10月1日に新たな期を迎えるに当たって決めておかなければならないことを中心に話し合いました。前日に非公式の意見交換会で皆さん言いたいことを言ってあるので、比較的穏便に議事は進行しました。また、新たな会員の候補のリストの確認・承認もありましたが、最終決定はまだ先になります。

午後は、少しの間サボって部屋を借り、オンラインにて毎年恒例の岐阜サマーサイエンススクールでの講演を行いました。対象は中学生、今回はブラックホールについて、1時間あまり話をして、たくさんの質問を受けました。一人でも宇宙の不思議に興味を持ってくれて、将来学びたいと思ってもらえれば幸いです。

その後、途中からですが学術会議の午後の部に参加、夕方からは懇親会が隣接する国立新美術館で行われ、今回で退任される光石会長や日比谷副会長(東海機構の運営方針会議の委員もお願いしています)などの皆さんとお話することができました。

ところで学術会議総会の際には、いつも赤坂に宿をとります。一年前は、ビジネスホテルまですごく高くなっていてびっくりしたのですが、今回は元の値段に戻っていました。お隣の大国からの団体のお客さんが減ったからではないか、というのですがどうでしょうか。いずれにせよ、我々には助かります。

 

 

8月4日

昨日、モンゴルから帰国しました。帰国の途は、予想外に大変でした。当初の予定の飛行機がキャンセルになって2時間早まったので、朝5時半にホテルを出ました。空港には予定よりも少し早く、6時半には到着、そこで何と我々の新たに設定された飛行機もまたキャンセルになったことが判明。他の航空会社で仁川行きがほぼ同じ時刻にあるのでそちらで、となりかけたのですが、韓国入国に関して問題が起きそうでした。そこで、同行してくれた本学教員のモロムさんが機転をきかせてくれて、成田行き直行便を取ることができ、結局、仁川、中部ではなく、ウランバートル、成田からあとは陸路で名古屋まで帰りました。当初予定よりも早い時間に帰宅できたのは、怪我の功名でした。

さて、本日は、夕方に中部シンガポール協会第124回国際交流会に行ってきました。シンガポールで活躍いただいている今泉寛特任教授の紹介です。今泉さんはこの協会の会員であり、現地ではシンガポール愛知県人会の代表を務めています。

二年前にも、今泉さんの紹介でこの交流会に参加させていただきました。今回は、日本・シンガポール外交関係自立60周年、SJ60ということもあるからでしょうか、エスパシオ・ナゴヤキャッスルでの開催です。前回と同様、東京からはオン・エンチュアン全権大使ご夫妻も駆けつけ、窓から見える名古屋城をバックに、にぎやかな会となりました。

名古屋大学からは私以外にも、国際担当の周藤副総長や、シンガポールでの研修を通じて今泉さんの弟子のようになっている大学院生も参加、ちょうど本学を訪問中だったシンガポール国立大学のシャロン・ゴーさんも参加するなど、存在感を見せることができました。

本学のシンガポール戦略の次のミッションの一つは、地域の企業をシンガポールに連れて行くことになります。向こうのビジネスのスピード感、スタートアップ創出の強い意欲、アジア地域全体に広がる国際性など、学ぶべき点はたくさんあると思います。名古屋大学シンガポールキャンパスと名古屋商工会議所と覚書も締結され、今般名古屋商工会議所より白木産業振興部部長も参加されました。今回参加されていたのは、すでにシンガポールをよくご存知の方ばかりですが、ぜひシンガポールファンを増やしたいと思っています。

写真はオン大使ご夫妻と、左に中部シンガポール協会の田中武彦会長、日本シンガポール協会の吉川惠章会長、私、そして一番右が在名古屋シンガポール共和国名誉領事の川浦康嗣メニコン社長になります。

 

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8月1日

本日はフォーラム2日目、会場をモンゴル国立大学に移して、最初は私とモンゴル国立大学オチルホヤグ学長のキーノートスピーチです。私からは、名古屋大学の新しいビジョンを紹介させてもらいました。

 

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その後は、ランチを挟んで午後の前半まで、パラレルセッションです。テーマは、環境に関する法整備、アジアにおける持続可能かつ強靭な食糧システム、ヘルスケアシステムの改革、教室におけるAIの未来、などです。発表に加え、それぞれで活発な議論がありました。

 

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最後は全員で集まってのラップアップ、それぞれのセッションで話された内容の紹介や、今回のフォーラムをどのように今後のアジアでの同窓会活動に繋げていくのか、またそこでの研究や教育のあり方などについて、報告や質疑があり、最後は周藤副総長のクロージングと次回のフォーラムのホストを予定しているウズベキスタンのアクマル・ブルハノフ同窓会支部長からのご挨拶(同窓生イブラギモフ・ブニョドベク氏が代読)で終了です。

夜には、名古屋大学主催のディナーを、モンゴル国立大学と我々のホテルの中間にあるホテルで開催しました。昨晩は立食だったので少し疲れましたが、今回は着席でゆっくりできました。

 

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